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2013年11月28日木曜日

Feathercraft K-2 For SALE


2007年から愛用してきた Feathercraft K-2 Expedition を手放すことになりました。
何度も改修を行い、あちこちに出かけ、思い入れのある艇ですが、近藤艦隊再編成のため、新たな持ち主を募集いたします。

細部の組み立て方とバウの形状から推測するに1995年頃に販売された艇です。
元はコーデュラナイロンデッキでしたが、最新素材でデッキは張り替えてあります。
ただし、溶着ではなく縫製なので完全防水ではありません。とはいえ、200km無寄港の島渡りなど、完全に冒険レベルの遠征をしない限りは、実用に問題ないレベルです。
なお、近代化改修の成果でビルトインコーミングとなっております。また、マストアダプターも交換してありますので、セーリングキットの装着も可能です。

http://granstream.jp/archives/2875
Thumbnail by HeartRails Capture

「K-2があればあんなことやこんなこともできるのに、いかんせん値段がなぁ〜」
というようなお悩みを抱えているあなたにぴったりの一艇です。

K-2を手に入れて、ぜひ一緒に漕ぎましょう!!

ちなみに、今回の販売は委託しておりますので、問い合わせなどはGranstreamさんまでお願いいたします。

ところで、K-2が無くなってしまい、近藤艦隊の旗艦はどうなってしまうのか?
(もともと旗艦はカサラノだと言う噂もありますが)
それは・・・

腹案ありなのであります。(ニヤリ)

2013年11月16日土曜日

大潮のしまなみ海道ツアー

11月初めは、大潮のしまなみ海道を漕いできました。
所により3.5ノット(=約時速7km/h)を超える早さで海が流れるエリアです。

瀬戸内海デビュー&潮流体験デビューにはうってつけのツアーでした。
主催はいつもの通り、Granstreamです。

今回は公共交通機関利用のうえ、乗り換えも多いため、使用艇はFast&Lightな艇「K-Light」を選択。
2泊〜3泊くらいまでのカヤック行であれば、陸上ではカヤック用品、キャンプ道具、食料、着替えがほぼすべて一つのカバンに納まり、かつ漕ぐときにはすべてがフネの中に納まるという、日本で週末漕ぎにいく時に使用するには、非常に優れたサイズのボートです。(ただし、パドラーの体重が70kgを超えると、キャンプ道具積載時は艇のボリューム的に沈みがちになります。)
条件としては、コンパクトな道具を選び、荷物を小分けにする必要があります。

さらに今回は、カバンの車輪代わりにスケボーを装着。現地では遊び道具&トイレや自販機などまでの近距離用のアシとして利用。もちろん、水上ではスケボーも艇内に納まります。

今回は潮流を利用するのが目的なので、見慣れた地形図ではなく、海図と時計をにらめっこしながらルートを選択します。
入り口が狭く、出口が広くなるような場所は潮流が早く、とても逆らって漕ぐことはできません。長いものには巻かれ、速いものには流されるが良し。

衰えたとはいえ、瀬戸内海はまだまだ海運が盛ん。フネもたくさん見かけましたし、造船所やドックもちらほら。
ザ・自然のような場所も心洗われて良いのですが、人の(適度な)営みが(適度に)近くに感じられるのもほのぼのとして良いものです。

潮に乗り、潮を横切り、時折潮に翻弄され、押し戻された旅でした。
そして、胃袋でも「しお」を満喫。

今回は(も?)自分の世話は自分で完結でき、かつ漕げ、かつ酒が入っても入らなくても楽しい参加者ばかりでしたので、かなり安心して楽しめるツアーでした。
もちろん、ただ楽しいだけでなく、ルートの取り方に配慮が足りない点が見つかったり、潮の流れ方の大枠が掴めたなど、得るものも多いツアーでした。
みなさんお疲れさまでした。
今回は基礎編ともいえる構成だったので、次は応用問題を解きに個人的に来たいな。

ゴール地点は出発時に背にしていた橋でした。
この橋の下が、大河の増水時のように流れており、1〜1.5m程度の高さの三角波が立っていました。いやいや、川下りに来たみたいです。
見た目は川のようですが、海底からわき上がってくる波のパワーが、川のものよりずっと力強いものでした。流れているときに鳴門とか漕いだら死にますね・・・。

<今回のコース>

より大きな地図で 131102-04_Shimanami を表示

<このときのTwitterlog>
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