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2013年12月1日日曜日

かぬちの技

友人の刀鍛冶の個展を覗いてきました。
(主催:草の根交流文化サロンinSEINO
フライヤー表

フライヤー裏
フライヤーによると、「かぬち」とは、「金打ち」が音変化で、金属を打ち鍛えること、打ち鍛える人、とのことです。

展示会場は、昔ながらの雑貨屋然とした古民家(兼店舗)の一角。


お邪魔すると、経歴が飾ってありました。
ってか、初耳(初見?)もの多し。
普段仕事姿は目にしないし、呑んで話すとダメ人間っぷりを強調してくるので計りづらいのですが、本業にはものすごく真摯に向き合っています。職人ですからね。

刀というより、鍛冶物一般の展示でした。
本人曰く、「刀を展示すると、刀関係者のみになってしまい、間口が狭まるから。」
こんなユーモラスな展示もありました。
いつもの飲み会の姿そのものでは?
道を挟んだ小屋では、鍛冶体験ワークショップを開催していました。
参加者は各々、鉄で小物を作っています。

職人の指導を仰ぎながら、皆さん一心不乱に鎚を振っています。
時折、「お〜、そう来ましたか〜」なんて声が聞こえます。
万事に言えることですが、初めての方は時折毎日やっている側が思いつかないアイデアを出してくることがあるので、そういう物に触れたりしているのでしょう。

七輪にドライヤーの風を当てた火に、コンクリートブロックを下敷きに金槌で大きめのペンチ挟んだ赤く熱した釘でも簡単な鍛冶場になります。
そんなんでできるのに、普通はやらない、というところに普通の人から見た非日常感があるのかもしれません。

この後、トーク+交流会があったようですが、早々に失礼してきました。
理由は簡単で、子守りがてら連れて行った息子が飽き始めたからです〜

交流会は個人的にしてもらうことにしましょう。
そして、多分こんな感じの交流会になるのでは?
友、遠方でもないけど来る

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