空梅雨の週末、奥琵琶湖で恒例の講習会を行いました。
テーマは例によってフォワードとリーン。
毎度毎度の内容ですが、ツーリングカヤックの基本の「き」、
さらに言えばほぼ「これだけやっとけば大方行ける」技術なので、
しつこくしつこく講習をやっていこうと考えています。
完成というものがない技術なので、
いくらでもレベルアップがはかれるのもいいところです。
今回ご参加いただいたユーザーさんで、グリーンランドパドルを
ご使用の方が見えました。
フォワードの基本はグリーンランドパドルも普通のパドルも同じなのですが、
グリーンランドパドルは普通のパドル+αで考えなくてはならない要素があります。
グリーンランドパドルは強風時に煽られない、ハードコンディション向けのパドルですが、(というか、そういう場所で使われていたパドルですので・・・)風に煽られないということは、水中でも水をキャッチしにくい、ということが言えます。
これをクリアするためには、ちょっとばかし工夫をしなくてはならなくて、そのための動きが、パドルを寝かした独特の動きにつながるのです。
講習としては普通のパドルで行った方がシンプルで良いのですが、講習の目的を「型にはめること」にはおいていないので、各ユーザーさんの要望にあわせて、少しづつ説明の仕方や内容をカスタマイズして実施しています。
目的はただ一つ、
「パドリングの効率を良くして、より遠くまで、楽に漕げるようにすること」
これから暑くなりますので、次回はセルフレスキュー、ロール、リカバリーの「水中系」講習を行います。
また涼しくなったら・・・
何か秋向けの内容を考えておきます!!
例によって講習風景の写真がありませんので、Granstreamのブログから拝借。
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