琵琶湖のグランストリーム主催の安全講習会で講師をしてきました。
かつては「カサラノデイ」として開催していた講習会の後継イベントで、冬の日本海合宿と対でシーカヤックのセルフレスキューに特化したイベントです。
・フォワードストローク
・リーン
・セルフレスキュー
・リカバリー
の4点と、その時に参加されている皆さんのレベルに合わせてプラスアルファの内容を1日みっちり練習します。
今回は、フェザークラフトユーザーの常連ユーザー様は見えたものの、グランストリームのRimix XP9でロールメインの講習のため、フェザークラフト艇がいない状態の講習でした。
他のメーカーの艇にあまり触れないので、各メーカーの艇の特性を知る良い機会でした。
今回参加されたユーザー様が驚いていたのが、リーン。
この状態でパドリングすると、リバーカヤックに乗っていた経験がある方であれば、進行方向左(画面では右)に艇は曲がっていくイメージがあるかと思います。
が、シーカヤック(あと、ワイルドウォーター競技に使う艇も)は、キール+傾けた時の船底の形状によって、この場合は右(画面では左)に曲がっていきます。
艇の外側を傾けて曲がっていくので、「外傾ターン」と呼びます。
なお、ラダーがついていても、傾け+ラダー操作にすると、ラダーの効きが倍増しますのでお試しあれ。
この辺りを、なぜそうなるのか、と実技両方でしっかり説明させていただきました。
個人的にも、艇の形状によって、効きの良い悪いはありますが、基本的には同じなんだなー、ということが再確認できた講習会となりました。
参加の皆様、お疲れ様でした。
※本当はGranstreamの大瀬さんから当日の写真をいただいていたのですが、うっかり無くしてしまいましたので、古い写真のみとなっております。。。
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