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2014年12月17日水曜日

琵琶湖セーリング合宿

週末はこの冬初のセーリングカヤック。

例によって、当日は時折のツィートしながらのツアー
詳細はこちらこちらにまとめています。


ツィートにつけなかった写真をアップしながらレポートを書こうと思ったのですが・・・
カメラをいじっていた3歳の息子に全削除されてしまいました。 orz...

そこで、テキストでの報告とします。
11:00頃、しんあさひ風車村付近の湖岸を出航。
いつものマキノではないのは、この季節は日が短く、北風に乗って斜めに湖を横断している間に日没を迎えてしまうリスクを避けるため、距離を短くとりたかったからです。
安曇川河口をすぎ、琵琶湖の中心部あたりまでは順調に北西〜西風。
沖島の北3〜5kmくらいのあたりでしょうか、風が弱まった割には複雑かつ高め(1mオーバーくらい)の三角波が立つポイントがあります。
沖島沖はヨットの事故が多いような話を聞きましたが、おそらくこの辺りは三角波が立ちやすいポイントなのでしょう。
比良山の影響か、西風が回り込んでいるようで、沖島をすぎるまでは弱い向かい風が続きました。
沖島をすぎると、また北〜北西の風に変わり、その先は時折風が弱くなる場所はある物の、安定したセーリングを楽しむことができました。

初日のゴールは近江八幡付近となりました。
翌日は同じ場所からスタートしようとするも、強い西風(10m程度)に阻まれ、出航中止。
車を回収するために近江八幡を離れると、5kmも離れないうちに微風レベルまで風が落ちていました。
どうやら、過去の琵琶湖セーリングツアーでも同じように近江八幡近辺は西風が吹いていたので、この箇所には琵琶湖からの風が吹き込みやすいようです。

山に囲まれている湖だけあって、風が非常に複雑に吹いているフィールドで、なかなかどうして、侮れない難易度の高い場所です。

ここでみっちりトレーニングをして、早く海でセーリングしたいな・・・
(トレーニングよりも日程があわせられないのが大きな問題なのですが)

2014年12月7日日曜日

Flickr

Flickr始めました。

遊びにいったときの風景写真や、お庭の植物シリーズの写真が増えてきたので、まとめておくことにしました。

なかなか一眼レフで気合いを入れて撮るようなことはありませんが、『撮ったもん勝ち』的な写真を撮れるチャンスはそれなりにあると思いますので、少しづつストックしていきたいと思います。

https://www.flickr.com/photos/129080256@N04/

ちょっとRicoh GRが欲しい今日この頃。
(もっと言うと、オリンパスμも調子悪いから買い替えたいし、GoPro
も欲しいし・・・えっとえっとえっと、どれから手に入れようかな?)

ブログにFlickrウィジェットを追加するのは・・・
しばしお待ちを。
なんかいいブログパーツないっすかね??

2014年12月2日火曜日

カサラノデイ

11月最後の週末は、2014年最後のカサラノデイとなりました。

前の晩までの雨が嘘のような快晴。
晩秋の湖。

この季節には珍しく、南からの微風が吹き込んでいたため、沖まで漕ぎ出し、戻りながら追い波の対処方法のコツを説明します。
シーカヤックにとって、追い波は艇が振られやすく、鬼門。
カヤックのスターン側が波に押されてバウがあさっての方に向かないように、早め早めの対処が肝要。
万事、先手必勝です。
時間が経つにつれ、穏やかになってきました。

午後には波も落ち着いてしまったので、恒例のパドリング講習。
今回のユーザー様はグリーンランドパドルを使用されているため、グリーンランドパドルグリーンランドパドルは独特の細い形状なので、普通のパドルと同じ漕ぎ方では力が逃げてしまって、うまく水がキャッチできません。
穏やかな水面では大きな差が出ないのですが、向かい風など負荷がかかると大きく遅れをとってしまったりします。
そこで、力が逃げないように少し異なる動きをいれてあげる必要があります。
左がグリーンランドパドル。
しばらく漕ぎ方の講習を行っていると、再び南東風が吹き込み始めました。
今度はどんどん強くなり、体感で風速5m/sくらいでしょうか。
風が吹き始めて30分もすると、波高30〜40cmくらいのウネリが入り始めました。

これ幸いと再び追い波講習にメニューを変更し、1時間ほど漕いだところで、本日の講習は終了。

追い波の講習をしたくてもタイミングよく波があるとは限らないので、今回は非常にラッキーで充実した講習になりました。

今年はほぼ月に一度講習会を開催することができました。
来年も(開催方法は変えるもしれませんが)続けていきたいと思っています。
参加いただいたユーザーの皆さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!

Thanks to Granstream



2014年11月24日月曜日

長良川下り

久しぶりに長良川下り。

ツイート(写真付き)はこちらにまとめています。
http://twilog.org/kkonchangifu/date-141124

当日は、アクションカメラで撮影してみました。


使用したカメラは、ELMO QBiC MS-1



ルートマップはこちら

2014年11月1日土曜日

Feathercraft Meeting in Makino

Granatream主催のフェザークラフトミーティングに行ってきました。
見事な秋晴れの2日間。
たくさんのフェザークラフト乗りが集まるとの予告通り、50艇を超えるフェザークラフトが集まっているのは圧巻でした。さらに、会場のキャンプ場はテント村状態に。野外フェスみたいになっていました。(野外フェス行ったことないけど。)

今回は家族連れで行ったので、コンテンツ的にディープで刺激的な所までは追従できませんでしたが、みんなで地図と海図を持ち寄り、旅の情報交換ができたのは大きな刺激になりました。瀬戸内海とか、もう少し子供が大きくなれば行けるかな?
今年はどこにも行けなかったけど、またバコーンと行きたいです。最低1週間、できれば1ヶ月くらい・・・。
旅のノウハウの交換会。
 その後はスライドショー。カナダ、漕いでみたいっす。

FC社社長の近況。旅三昧・・・。
翌日もよい天気でした。
朝焼けに漕ぎ出すパドラーも。


2日目のイベントはデイツーリング。これだけ大量のパドラーが出艇準備をしている絵はなかなか見られません。


ちなみに、子連れ、巨大二人艇、シングルエンジン(妻は息子を抱いているので漕げない)の我が家は途中まで同行し、引き返したのでありました。
子供がちょっと漕げるようになれば、一緒に行けるかもしれません。
まだまだ3歳では・・・。
フネの上でフネ漕ぐのがやっとでした。


イベントに参加してきたというよりは、イベントに家族でお邪魔してきたような形になってしまいましたが、少しづつでも、「子連れパターン」「家族連れパターン」の楽しみ方が構築できればなぁ、と考えています。
本当は一人でバシバシとアグレッシブに行きたいところですが、それはいつでもできるといえばできるので、ファミリーという条件付きでどこまで攻めの姿勢でいけるかな、というのをしばらくやってみようかな、と思わされる2日間でした。

すでに息子はセーリングカヤック経験済なので、なんかいろいろやれそうです。(いやがらない限りはですけどね。)



2014年9月13日土曜日

晩夏のロール講習会

お盆明けの8月某日、奥琵琶湖でロール講習会を行ってきました。

カサラノデイのオリジナルメンバーのユーザー様で、暑いうちにロールの復習と弱点強化のための練習会をとのご依頼を受けて、いざ奥琵琶湖へ。

当日は今年の夏にしては天気もよく、絶好のロール日和でした。


本日のメインの課題は左のロール。
右は自信を持って艇が90°近くになるまで傾けられるが、左がどうも同じようにできなくて・・・とのこと。

片側でできてもう片側でできないことがある場合、頭では同じような動きをしているつもりでも、全く体はそのように動いていない、ということが往々にしてあります。
まれに、過去の怪我などが原因で、物理的に同じ動きが反対側では再現できない場合もありますが。。。

当日は動画を取りながら、右でできて左でできていないことを細かくチェックしながら、修正ポイントを洗い出していきました。

約半日の講習で、右側ほどは行きませんが、左側で直すべきポイントと、心理的な不安感は払拭できました。
Kさんお疲れ様でした!!

やたらテキストの多い記事だな〜、とお思いかと思いますが・・・
古い防水デジカメを使用していたので、水中で使用したら浸水し、メモリーが消えてしまったのです!!
古い防水デジカメを水中使用しては行けませんね。(本当は新しいものが欲しい)


ツーリングそのものに必要な技術だけでなく、応用編の技術についても講習対応していきますので、ぜひ、直接またはGranstream宛にご相談ください!!

2014年8月17日日曜日

ナイトパドリング

奥琵琶湖サンセット&サンライズツアーを行ったばかりですが、一昨年ぶりのナイトパドリングも開催しました。

午後8時頃、暗闇の中を漕ぎ出し。琵琶湖北端を目指して出発。
初めはそよそよ風が心地よいと思える程度でしたが、次第に風が強まり、横風で体感4〜5m程度、横波波高1mの大荒れナイトパドリングに。
時折波が崩れ、いきなり横からデッキを洗われる、なかなかスリリングなツアーになりました。

いつもであれば休憩を多めに取って進むのですが、雲が厚く、星も見えない闇夜の琵琶湖をほとんどノンストップで漕行。しかし、単に修羅場的凄惨な現場ではなく、左手前方にマキノ町の花火、右手前方に余呉町の花火を荒れ気味の湖上から観察できる、なかなか乙なナイトパドリングとなりました。

例によって真っ暗なので写真はありません。


より大きな地図で 140809_ナイトパドリング を表示

カサラノキャンプ

夏の定番講習会、カサラノキャンプを今年も行いました。
元はと言えば、フェザークラフトカサラノ」を乗りこなすためのこの講習会も、すっかり技術講習会として定着してきました。

4度目の夏の講習会も、やっぱりセルフレスキュー(再乗艇)。
ツーリングでは、体勢の立て直しに失敗しても、ロールに失敗してもまだ笑っていられますが、再乗艇に失敗すると命に関わってきます。もちろん、再乗艇が必要になりそうな状況では漕ぎ出さなければ良いのですが、そういう状況になってしまうことはあり得る訳で、備えあれば憂いなしとはまさにこのことです。

今年は曇り空。南風による、波高5〜60cm程度のウネリが入る中での講習となりました。
終日こんな天気でした。
鏡のような水面では余裕で再乗艇ができても、少しでも波があると格段に難易度が上がります。しかし、実際にひっくり返り、再乗艇が必要になるのはこういった状況なので、波があっても風があっても、素早く1度で決められるようになっておく必要があります。
なぜ1度なのか?やり直せばやり直すほど体力を消耗するため、体力を使い切ってしまわないためにもサクッ決められる必要があります。
なぜ素早くなのか?かかならずしも夏に転覆するとは限らないため、早く冷たい水中から脱出して体力を消耗したいようにするためです。

素早く再乗艇するには、コクピットの後ろではなく、コクピットに直接飛び乗れた方が早く完了します。
体力や体格によっては、どうしてもコクピット横で乗れない場合は仕方がありませんが、できる限り再乗艇の一連の動作が素早く終わるように何度も繰り返し練習をしました。
こけては乗り込み、の繰り返し。
適時、毎年のようにリカバリーやロールの練習を挟みつつ、今年も徹底的に再乗艇を練習し、ささっと乗れるまでになれた参加者、課題を持ち帰った参加者それぞれで無事2日間の講習を終えました。

今回、過去3年間の参加者はほとんどおらず、新しいユーザー様がほとんどでのカサラノキャンプになりました。これからも毎年夏はキッチリセルフレスキューの講習をやっていきますので、自分(達)でカヤックの旅に出て行けるようになっていこうとお考えの皆さん、ふるってご参加ください!!

Thanks to Granstream

奥琵琶湖サンセット&サンライズツアー

数年前から暖めていた企画が、ようやく実現しました。
空と水面の光度が少しづつ上がり、群青になり、白っぽくなり、橙色になって日が昇って行く様子を空も水面も色が変化する水上で単純にじっくり見てみたい、と考えたのがことの発端。
深夜、東に向かって漕ぎ出し、夜明けの瞬間を水上で迎える、と一行で書いてしまえばそれまでのツアーなのですが、さまざまなスキルが要求される、なかなかレベルの高いイベントであるため、機が熟してようやく実現となりました。

場所はGranstreamホームグラウンドの琵琶湖。
太陽ができるだけ正面から昇ってくるようなコース取りを実現するため、前日夕方に少し南下し、東に一直線で進めるコース取りができるように調整します。「方違え」(Wikipedia参照)ではありませんが、なんだか行動としては似ています・・・

午後3時。
通常のツアーであれば、上陸してもおかしくないような時間に集合し、まずは深夜出発地点まで漕いで移動。
途中で日没を迎えます。水面でのマジックアワー。これだけでも満足できそうです。
湖上の日没
夜漕ぎに慣れるためにも、少しづつ暗くなる湖面を漕ぎ進みます。
そして、買い出し&夕食のために街で上陸。
到着感がでていますが、まだ途中です。
ここから先は暗すぎて写真がありません。。。
買い出し&夕食後、闇夜を漕いで仮眠場所へ。

午前2時。暗闇の中、起床、準備、出発。
これから15分もしないうちに漕ぎ出し Photo: S.Ose
地図上で現在地と目的地を確認し、その方角を示すコンパスの角度を確認。しかし、ずっとコンパスを見ている訳にも行かないので、目的地上空の星を(まさしく)目星にしてすすみ、時折コンパスを確認。
東西方向に進むため、星が動いていっても大きく進路がずれていくことはありませんが、東に進むと目印の星がどんどん上空に上がってしまうため、時間によっては時折変更する必要があるかもしれません。
当日は新月で月はなく、少々湿度が高くて霧っぽいものの、星がよく見えたのが幸い。

漕ぎ進むにつれて、だんだんと参加者のシルエットがおぼろげながら見えるようになってきたな〜、と感じてくる時がきたのですが、目が慣れてきたのではなく、空はまだ暗いけれども、日の出の時刻が近づいてきていたためでした。
西の空と東の空を比べると、ほんの少しですが、東の空の方が群青+黒の色合いに。
もちろん、暗すぎて写真は撮れません・・・

自分がいる場所に日が差し込むよりも遥かに速く、空の上の方には日が射し始めます。
上空にある雲や水蒸気に日光があたるせいか、東の空に暖色系の色が混じり始めるまでの間、「大気の高さ」が見えるように感じました。
夜は暗い空に「平面的に」星が並んでいるように見えたのですが、だんだんと「大気圏」に光があたることによって、星がその先にある、それぞれの距離が感じられるような天体に見えました。
思わずパドルを動かす手を止め、大きな口を開けて夜空の終わりかけをしばし見上げてしまいました。
例によって、暗すぎて写真はありません・・・。

写真に撮れるようになるのは、明るい場所にあうように調整されているカメラのせいもありますが、これくらい明るくなってからでした。
もう曙の時間です。
この日は、残念ながら雲が多く、地平線からの日の出は見ることができませんでした。
しかし、雲の層の切れ目から太陽が顔を出した瞬間、涼しかった湖上が急に暑く感じられ、夏の太陽を実感させられました。
日の出。Photo: S. Ose
この日の天候が持ったのはこの時間までで、これから北西方向から暗雲が立ちこめ、冷たい風、不穏な空気に包まれました。
日本海側に前線があったようで、その影響を受けていたようです。
再び雲に隠れる朝日。Photo: S.Ose
 なんとか目的地到着までは天候も持ち、撤収時に少々ぬれた程度ですみました。
その後、最寄り駅付近でモーニングで朝食中、何度も激しい通り雨がすぎていきました。


多分に非日常感にあふれたこのツアー、刻々と変化していく「色」が非常に印象的でした。もちろん、家で徹夜していてもこの色の変化は見られますし、わざわざカヤックに乗らなくても朝日はやってきます。
しかし、「色」の変化、明るくなると急に聞こえだす「音」、太陽が昇ってきて感じた「熱(暑さ)」、太陽で暖められて動いた空気による「風」、こういった自然の変化を直に触れ、感じられるのが、「カヤックに乗っているその瞬間」の楽しみであると再認識させられたツアーでした。

Thanks to Granstream
Granstream Blog: Summary

ここまで来てちと野暮ですが、旅の記録。
初日:移動距離 10.4km、時間 2:56、漕行時の巡航速度4.5〜5km/h 夕日を眺めていた時間も含めての平均速度3.5km/h
日の出: 移動距離 20.3km、時間 4:45、漕行時の巡航速度5〜6km/h 日の出を眺めていた時間も含めての平均速度4.4km/h




2014年8月15日金曜日

奥琵琶湖サンセット&サンライズTrip 前哨戦

8月の頭は、Granstreamの「奥琵琶湖サンセット&サンライズTrip」にヘルプスタッフとして参加してきました。
ただ現地集合して参加するのももったいないと思い・・・
久々に自宅から公共交通機関をフル活用&カヤックで集合場所に向かうことにしました。
気軽なソロツアー、久々でした。

最近はボチボチツィートしながら出歩いていますので、こちらでも確認できますが、せっかくなので再まとめしてみます。
今回使用したのはK-Light。
小旅行にはぴったりサイズのカヤックです。






こちらで飛び込み、だらだら涼んでいる写真がこちら。
男の足の写真ですまぬ。
再乗艇が100%できる自信を持っているか否かは、転覆時だけでなく、こういったときにも威力を発揮します。
ただただ四角四面に生真面目にやっている訳ではありません。
ちなみにこのとき、どの岸からも1km離れていて、かつこのまま潜ったりして体が冷えるまでたっぷり水遊びしました。
表面1mくらいまでの深さまでは太陽に暖められてぬるいのですが、その下はひんやり。
だんだんおなかが冷えてきてしまいましたが、猛暑日にはちょうど良いくらいでした。

20.3kmを3時間半ほど、平均6.3〜4km/hで漕行、遊び&休憩込みの実巡航速度5.7km/h。
昼飯前の良い運動になりました。


より大きな地図で 140802_サンライズツアー前哨戦 を表示

そして・・・



と、ツアー開始前の前菜からして大満足でした。

2014年7月13日日曜日

最近の週末。

せっかく暖かく(暑く)なってきたのに、ほとんどカヌーを漕ぎにいけていない。。。

ことしは坊主の世話でお休みのほとんどが費やされそうです。

これはこれで今後に向けて大事な時間なので、
その合間に、今後のカヌー&日常生活の充実のために、
設備・知識・考え方・生活スタイル・仕事のスタイルを
確立しておきたいな〜、とボチボチ進めている次第です。

もっとも、次男坊や長女などができるなど、
不測の?自体もあり得るのですが・・・

まずは、備えあれば憂い無しで、
来るべきチャンスにむけてしっかり備えようと思います。

息子と散歩。これはこれで楽しいものです。

2014年6月21日土曜日

初夏カサラノデイ&試乗会

空梅雨の週末、奥琵琶湖で恒例の講習会を行いました。

テーマは例によってフォワードとリーン。
毎度毎度の内容ですが、ツーリングカヤックの基本の「き」、
さらに言えばほぼ「これだけやっとけば大方行ける」技術なので、
しつこくしつこく講習をやっていこうと考えています。

完成というものがない技術なので、
いくらでもレベルアップがはかれるのもいいところです。

今回ご参加いただいたユーザーさんで、グリーンランドパドルを
ご使用の方が見えました。

フォワードの基本はグリーンランドパドルも普通のパドルも同じなのですが、
グリーンランドパドルは普通のパドル+αで考えなくてはならない要素があります。

グリーンランドパドルは強風時に煽られない、ハードコンディション向けのパドルですが、(というか、そういう場所で使われていたパドルですので・・・)風に煽られないということは、水中でも水をキャッチしにくい、ということが言えます。

これをクリアするためには、ちょっとばかし工夫をしなくてはならなくて、そのための動きが、パドルを寝かした独特の動きにつながるのです。

講習としては普通のパドルで行った方がシンプルで良いのですが、講習の目的を「型にはめること」にはおいていないので、各ユーザーさんの要望にあわせて、少しづつ説明の仕方や内容をカスタマイズして実施しています。

目的はただ一つ、
「パドリングの効率を良くして、より遠くまで、楽に漕げるようにすること」

これから暑くなりますので、次回はセルフレスキュー、ロール、リカバリーの「水中系」講習を行います。

また涼しくなったら・・・
何か秋向けの内容を考えておきます!!

例によって講習風景の写真がありませんので、Granstreamのブログから拝借。

http://oseshiro.hatenablog.jp/entry/2014/06/16/084926

2014年6月1日日曜日

道具としての刃物

友人の刀匠に、多用途ナイフを作ってもらいました。
通常の剣鉈よりも小振りで、取り回しの楽そうな一品に仕上がりました。
メイン用途は鉈になりそうですが、切れ味抜群なので、髭も剃れます!


通常、刀であれば「玉鋼」を原材料とするのですが、今回は実験的な意味合いも込めて、欧米のナイフで使用されている素材(ベアリングの玉などに使用する堅い鋼材)を日本の刀の製法で鍛造しています。
使い勝手がどのようなものか、楽しみです。

外遊びでは刃物は必需品なので、刃物=危険、という側面だけが強調されるのは、悲しいだけでなく、人間の手を使う能力の退化につながるのではないか、と危惧しています。
そういえば、子供の頃カッターナイフでよく手を切ったな・・・
大事故を起こさないためにも、子供のうちになおる範囲で「痛い思い」をしておく必要があるのかも。もちろん、指をなくすようなレベルの怪我はだめですよ!

このナイフ、いつもキャンプに持っていっている小型の焚き火台やワイヤーソーを入れたセットに加入でキャンプツアーの常備品にになりそう。
・・・でも、ヒコーキで移動のときは運べるのか??

ところで、これを作ってくれた友人は、6月から渡仏。

「Japanese and French traditions in the art of forging 刀匠房太郎ーかぬちの技」
6月1日から11月2日にかけて、フランス・ブザンソンにて羽島市在住の刀工:淺野太郎氏が滞在制作と展示を行います。
本展は刀鍛冶技術の継承と文化交流を目的として企画されました。

とのことです。(参考サイト





2014年5月24日土曜日

岐阜県カヌー協会 Webページ開設

永らく、こちらのBlogにて岐阜県カヌー協会の情報を公開してきましたが、このたび、こちらに協会のBlog「岐阜県カヌー協会 Online」を開設しました。

http://gifucanoe.blogspot.jp/

細かな運用はこれから決めていくことになりますが、これからは試合の情報、イベント情報などをこちらにアップしていきます。

県協会メンバーが参加した試合やイベントの写真などもアップして行けたらと考えております。

今後ともよろしくお願いします。

2014年5月19日月曜日

新緑フォワード&リーン講習会

5月のさわやかな気候の中、フォワードとリーンの講習会を行いました。
Granstreamの試乗会と併催です。

新緑が美しい季節になりました。

本日の参加は、経験のあるパドラーお二人。
気候も良いので座学もそこそこに、ツーリング(?)がてら漕ぎながらパドリングをチェックすることにしました。
目的地は「菅浦」、キャンプ場からは片道7.5kmほどです。

今回のパドリングルート

より大きな地図で 140518_講習会 を表示

お二人とも経験があるので、巡航5km/hを難なくクリアされます。
第三者の目から見ると、もう少しフォームを変えればもっと楽に漕げるはずなのに・・・、と思う所もたくさんありますが、長年の経験で体が覚えたフォームはすぐには変わりません。(1日では到底無理です。)
パドリングの初歩では、どうしても「上の手で押して、下の手で引く」と教えるので、上の手で押しすぎる癖がどうしても残りがちです。
「初めからそう教えれば良いのに」という声もありそうですが、
・・・なかなか初っぱなから正しいフォームは難しいのですよ・・・
そんなことより早く漕いで楽しみたいじゃないですか!!

そんなこんなで、今回は直すべきポイント(押しすぎない、引きすぎない)に焦点を当てて意識してもらうようにしました。
あとは、時折思い出して心の片隅に置いていていただければ、少しづつフォームは変わっていくでしょう。

漕ぐにはベストなシーズン到来です。
5月は何かと行事が多い季節ですが、なんとか外に遊びにいきたいですね!

菅浦名物「かぐや餅」。美味。

■5/23 追記
Granstreamとご参加ユーザーのBlogにて紹介していただきました。

http://oseshiro.hatenablog.jp/entry/2014/05/20/064101  http://pagekayak.exblog.jp/22100958/

2014年5月18日日曜日

記事紹介「渡仏を前に匠(たくみ)の技を披露」

中学校時代からの友人の刀匠が時事通信社「プレミアム写真館」で紹介されていたので、転載します。(記事はこちら

渡仏を前に匠(たくみ)の技を披露


岐阜県羽島市で17日、フランスで開催される鍛冶職人の交流イベントに参加する刀匠(とうしょう)が日本刀作りの技を披露した。実演したのは同市の浅野太郎さん。真っ赤になるまで熱した日本刀の素材「玉鋼(たまはがね)」を打ち延ばしては切り目を入れて折り返す「折り返し鍛錬」では、手づちを振るうたびに勢いよく火花が飛び散る。浅野さんは、刃物のまちで知られる同県関市で修行後、独立。これまでカナダやフランスで日本刀の魅力を伝える活動を行った。今回のイベントでは両国の鍛冶作品が展示されるほか、浅野さんと職人で作刀を実演する(2014年05月17日) 【時事通信社】

2014年5月10日土曜日

『playboating@jp』vol.44

playboating@jp』vol.44 を購入しました。
また珍しい、とお思いかもしれませんが元川パドラーです。


読みたかった記事は、

【特集】
 スラロームに学ぶダウンリバーテクニック#5
 フォワードストロークを整理する。
 Text:小田弘美(みたけカヌー教室・代表)/デモンストレーション:竹下百合子




私も『カサラノデイ』などの講習会ででフォワードストロークを教えていますが、この記事、非常に詳しく、かつ図解入りでわかりやすく書かれています。
ここまで詳細には私も説明していないので、ツーリングパドラーも必見の一冊ですよ!

そんなんで商売上がったりではないのか?
と思われるかもしれませんが、大事なことは、本人がそのコンセプト通りできているかどうか。
こればかりは、ちゃんと見てくれて指摘してくれる人がいないとできないことで、(なので、対象者によってできていないことが異なるため、講師が言うことも対象者によって変わる)そこにこそ講習会の価値があると思っています。


・・・と、それよりも、SUP楽しそうですね!
i-SUPあたり買ってしまいそうな自分が怖い。

送っていただいた「River Base HALAU」のお二人、ありがとうございました。






2014年5月4日日曜日

新緑ファミリーキャンプ

5月頭に、家族でキャンプに出かけました。
場所は「知内浜オートキャンプ場」。

新緑の琵琶湖。
オートキャンプらしからぬ本格装備ですが、もともとツーリングカヤック用の装備がほとんどなので、家族で行っても、計量/コンパクトになってしまいます。

夕食調理中。
MSR ウィスパーライト+ アルパインポットでパスタを茹でるあたり、カタログの写真では高所登山でも使用できます的な絵で使われますが、ファミリーでも十分戦力です。

夜は、キャンプの定番、焚き火。
小型焚き火台でチロチロ燃やします。
次の日はカヌーを堪能。
2歳の息子も一緒。

一人乗り艇に二人乗り。
荷物用ハッチ(大)を解放し、子供を乗せます。
妻は別艇で伴漕。のはずが・・・
新緑気持ちいい〜
雨後で澄んだ空気、新緑、無風で穏やかな陽気に誘われて、どんどん先に行かれてしまいました。
妻よどこまでいく気だ?
(最終的にはちゃんと帰ってきました)

ピクニックもお手軽ですが、気合いを入れてキャンプするとやっぱり盛り上がります。
さて、今年は何回いけるかな?




2014年4月29日火曜日

Webページ『Soar The Water』全面リニューアル

構想数ヶ月、Webページを全面リニューアルしました。

http://www.kondokyosuke.net/

Granstreamで開催しているツーリングカヤック講習会の内容がメインのページになりました。
スラローム色「ゼロ」になってしまったので・・・(旧ページへのリンクがこっそり残してありますが)
ずっとペンディングになっていた、「岐阜県カヌー協会」としてのWebページ作成を企画したいと考えています。(私の一存ではできないので、ポシャるかも知れませんが)

とはいえ、これからもカヌー/カヤック界で(も)がんばっていきますので、皆様よろしくお願いします。

本日は遅い時間なのでこの辺りで。
そうそう、そろそろ今後の抱負も表明せねばね・・・




2014年4月10日木曜日

揖斐川チャレンジ2014 カヌースラローム・ワイルドウォーター競技会 実施要項

揖斐川チャレンジ2014 カヌースラローム・ワイルドウォーター競技会
実施要項

1.期  日  平成26524()25()
2.会  場  揖斐川特設カヌー競技場(朝鳥公園)
3.競技会名  揖斐川チャレンジ2014 カヌースラローム・ワイルドウォーター競技会
4.主  催  岐阜県カヌー協会・揖斐川町カヌー協会
5.後  援  揖斐川町・揖斐川町教育委員会
6.競技種別(種目)  男子   カヌースラロームカヤックシングル
カヌーワイルドウォーターカヤックシングル
女子  カヌースラロームカヤックシングル
カヌーワイルドウォーターカヤックシングル
※上記以外のカヌースラローム・カヌーワイルドウォーターの種目および(社)日本カヌー連盟の検艇条件を充たさない艇での参加については、男女の別で上記種目に編入し、オープン参加扱いとする。
7.競技方法  ()日本カヌー連盟競技規則による。
一部、競技種別に特別ルールを設ける。(「6.競技種別(種目)」 を参照のこと)
8.参加資格  カヌースラローム愛好者。セルフレスキューができる者に限る。
9.表  彰  別に定める総則の表彰規定による。
10.競技日程  
       523(ワイルドウォーター・スラロームコースオープン
        9:00〜 ワイルドウォーター・スラロームコースオープン
同日ゲート設置を行うため、設置の支障にならないよう、係員の指示に従う  こと
 1630              コースクローズ

524() ワイルドウォーター競技
830930       ワイルドウォーター競技受付・検艇
830950       スラローム競技受付・検艇
900   ワイルドウォーター・スラローム競技 監督会議
 1000   開始式
1100   デモンストレーション
1200   ノンストップトレーニング
1330   決勝
1430   スラロームコースオープン
公式練習終了後、コースセットを行うため、セットの支障とならないように
時間厳守をして、係員の指示に従って下さい。
準備出来次第         表彰式
1530               コースクローズ
  
525() スラローム競技
1000   デモンストレーション
1100   カヌースラローム1本目
1300   カヌースラローム2本目
競技終了後、ゲート撤収
1500   表彰式・閉会式

11.申し込み  要項の申し込み先に、必要事項を記入した最終ページの申し込み用紙を郵送すること。または、指定のWebフォームを入力すること。クラブ単位でのエントリーなど、複数人分のエントリーを一度に行いたい場合は、こちらから連絡すること。メールにてエクセルファイルを送付する。そちらに記入し、メールにて送付すること。

12.参加料および振り込み先」に記した銀行口座への参加料振込先への振り込み完了をもって、受付完了とする。振込み期限までに振り込みされていないものについては、受け付けをしない。

【申し込み先】 要項を参照
12.参加料および振り込み先
参加料 1種目 ¥4,000
参加料の支払方法は、要項に記した銀行口座への振り込のみの受付とする。
なお、振り込み手数料は、参加者の負担とする。参加料は、いかなる場合においても返還されない。
【振り込み先】要項を参照
振り込み期限 201452日(金)
13.問合せ先  岐阜県カヌー協会 近藤 恭輔 (こんどう きょうすけ)
 要項を参照、またはこちらからお問い合わせください。 

14.競技上の注意
・競技中の事故については当該競技者の責任とする。(事故の補償は当該競技者が負う)
・ヘルメット・ライフジャケット(浮力6kg以上のもの)を必ず着用すること。
 ・水量、気象状況により日程変更がある。
・公式練習等は競技前のノンストップトレーニングを省略するため23日(金)、24日(土)の指定時間をスラローム競技のコースオープンとする。ただし、ゲート設置を同時に行うため、作業に支障がないよう、設置員の指示に従うこと。
15.その他
・本大会は、国民体育大会第35回東海ブロック大会カヌー競技会兼第69回国民体育大会東海地区予選会と同時に開催となる。前述競技会・予選会の運営の都合により、競技日程その他に影響がでる場合は、前述競技会・予選会の運営を優先させることがある。
・前述競技会・予選会の監督会議を、競技本部にて行う。(日時は上記大会の要項参照のこと。)日程の変更のある場合および連絡事項は、上記会議にて発表する。
16.お願い
・スラローム競技参加者は、ゲート設置および競技終了後のゲート撤収にご協力をお願いいたします。

・当日は、会場の朝鳥公園にてキャンプ可能です。利用可能箇所の詳細については、当日スタッフに問い合わせ願います。また、ごみの持ち帰りなど、節度ある利用をお願いいたします。