2026年11月5日木曜日

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限られた時間と資源で、どこまで戦えるか。2026年シーズンの振り返り

〜ランチェスター戦略、OODA、PDCAでカヌーの練習を考える〜

2026年のカヌースラロームシーズンが終わりました。

今シーズンも、いろいろなことを試し、考え、失敗し、少しずつ前に進んできました。
もう少しいい順位が出て、NHK杯の決勝に残ってテレビ出演を果たしていたら、自分の考えてきたことと結果がダイレクトに結びついて美しい感じで終われたのかもしれませんが、まあ、それは虫がよすぎというものでしょう。😁

せっかくなので、今年の取り組みを振り返りながら、自分がどんな考え方でトレーニングを組み立てているのか、InstagramとFacebookに投稿した内容を文章として少し整理してみたいと思います。
SNSだとどうしても投稿が流れていってしまうので、来年の自分がこれを見て、何を思うのか見てみたいので、ここにまとめておきます。
まあ、ちょっとええこと言ったという自負もあるので、形にしておこうという邪心も25%くらいありますが。😏

一言でいうと、仕事で身についた考え方を、かなり真面目に趣味へ持ち込んで練習計画を立てています。
もしスポーツの実践で、こうした考え方を使っている事例をご存じの方がいたら、ぜひ教えてください。自分のやっていることを、もう少し広い視点から考えてみたいと思っています。

もっと無心に遊べばいいのに、ともちょっと思いますが、自分が上手くなっていく、というのを楽しんでいる部分もあるので、上手くなることに最適化するには、とついつい考えてしまうんですよね。😅

1. まずは、どう戦うかを考える


現在の自分には、現役時代と同じような練習環境はありません。
仕事もあるし、家庭の予定もある。水上練習を何度もできるわけではありません。若い選手と同じように、練習量と体力で勝負するのは、なかなか厳しいものがあります。
オレはいいんだけど、関節がダメって言う。
では、どうするか。

ここで考えているのが、経営学の「ランチェスター戦略」の応用です。

ちなみに、経営学の考え方を別の分野に持ち込むという発想自体は、特に珍しいものではないようです。
2025年1月に『人生の経営戦略』(山口周)という本が出版されています。経営学の思考フレームを、人生という別の領域に応用する内容です。
(書籍名はAmazonアソシエイトのアフィリエイトリンクです。)
そう考えると、私がカヌーのトレーニングに経営戦略やマネジメントの考え方を持ち込んでいるのも、方向性としてはそれほど突飛なことではないのかもしれません。
ただ、スポーツの経営や組織運営ではなく、選手自身が競技力を高めるために、こうした思考フレームを使う事例については、私はあまり知りません。
もちろん、世の中にはすでに事例があるのかもしれませんし、言語化・明文化されていないだけで、同じような考え方を実践している選手や指導者もいるのでしょう。
今回は、そんな考え方を自分なりに整理してみます。

ランチェスター戦略は、簡単にいえば、自分の置かれた条件や戦力に応じて戦い方を考え、限られた資源を効果的に使うための考え方です。
すべての能力で相手を上回ろうとするのではなく、自分の強みが活きるところに資源を集中する。
年齢を言い訳にするのではなく、年齢も含めた自分の条件で戦い方を考えるわけです。
具体的には、次のようなことを意識しています。
- カヌーに乗るときは、カヌーでしか練習できないことに集中する。
- 子供の習い事の時間は、送迎時間を除いて自分も運動する。
 私はプールに行って泳いだり、ボルダリングしたりしています。
- 自宅に懸垂バーを置き、隙間時間を使ってトレーニングする。
限られた練習時間を、できるだけ現実的でかつ一番効果が出そうなことに使う。
時間や体力を最優先で投入できる選手と同じやり方で練習しても効果が出るだけの量が稼げない。
もっとも、戦略を立てることと、実際に資源を投入することは別の話です。
そのことは、あとで身をもって確認することになります。

2. OODAで、次に取り組む課題を決める


戦い方の大枠を決めたら、次は具体的に何を改善するかです。
OODAとPDCAを組み合わせて、トレーニングを設計しました。

まず、OODAで競技全体の状況を捉えます。
- Observe(観察):練習やレースの結果、自分の現状を把握する。
- Orient(状況判断):結果を分析し、課題や優先順位を整理する。
- Decide(意思決定):次に取り組む課題を決める。
- Act(行動):新しい課題に対する取り組みを始める。

例えば、レースでターン後の加速が遅れていると分かったとします。
その原因が、技術なのか、身体の使い方なのか、あるいは艇やパドルの扱いなのかを考える。
そして、次に改善すべき課題を選びます。
重要なのは、目の前に見つかった問題を片っ端から改善しようとしないことです。
ごく限られた練習時間で、何を改善するかだけでなく、何を今は改善しないかも決める必要があります。

3. PDCAで、個別の課題を改善する


取り組む課題が決まったら、今度はPDCAを回します。

- Plan(計画):改善する課題と方法を決める。
- Do(実行):トレーニングを実施する。
- Check(評価):動作や結果の変化を確認する。
- Act(改善):評価を踏まえて方法を修正する。

こちらは、個別の技術や動作を改善するためのサイクルです。

例えば、ターン後の最初の一漕ぎを改善したい場合、その動作に必要な要素を考え、練習方法を決め、実際に試し、結果を確認する。
思ったように改善しなければ、方法を変えてみる。
この繰り返しです。
そして、PDCAで得られた結果を、再びOODAに戻します。
個別課題の改善によって競技全体の状況がどう変わったかを確認し、次に取り組む課題を選び直す。

つまり、
OODAで「何を改善するか」を決め、PDCAで「どう改善するか」を実行する。
個別課題の改善と、競技全体の課題選定を繰り返していくわけです。
もちろん、実際にはこんなにきれいに順番どおり進むわけではありません。練習中に新しい発見があれば、途中で仮説を変えることもあります。
概念にすると整然としてみえますが、現場はもう少し泥臭く、見当違いがあったり、一進一退をしているような感じです。

4. 2シーズンで葛西に行ったのは、たったの8日


さて、ここまで書くと、なかなか合理的にトレーニングを設計しているように見えるかもしれません。
ところが、実際の練習状況を振り返ってみると、少々問題(いや、大問題かな)がありました。

復帰してから2シーズンで、葛西カヌースラロームセンターで練習した日数を数えてみたところ、なんとたったの8日。
すっかり葛西のみなさんと顔馴染みになっていたので、隔週でいるのでは?くらい行っていた気がしていたのですが、気がしていただけでした😅
いくらランチェスター戦略が弱者戦略とはいえ、投資が少なすぎます。
戦略を考えるのは得意でも、肝心の資源投入が足りていない。
これはなかなか頭が痛い結果です。

ただ、8日しか練習できなかったから意味がなかった、というわけでもありません。
8日でこれだけのことができた、と見ることもできますし、8日程度の練習で上位まで突き抜けられるほどの天才ではないことがわかったとも言えます。そんなに天才なら現役の時にもっといい結果出してるよ。🤪
はっきり言えそうなのは、もうおじさんだから上手くならないよ😮‍💨、と失望しなくちゃならないほどの状態ではないようです😁

5. 次のシーズンに向けて


では、次のシーズンはどうするか。

まずは、葛西での練習機会をもう少し増やしたいと思っています。(明言しちゃった🤫)
ただし、練習日数を増やせば必ず結果が出るわけではありません。
練習の質や、取り組む課題の選び方、実際のレースでどこまで再現できるかも重要です。
葛西での練習回数を増やすことは、少なくとも今の自分にとって必要な投資なのかもしれません。ただし、それだけで結果が出るわけではありません。
それでも、今の練習環境でどこまで競技力を高められるのか、まだ試してみる余地はあると思っています。

仕事や家庭とのバランスを取りながら、どこまで競技に投資できるのか。その投資によって、どこまで変化が起きるのか。
これも含めて、次のシーズンの実験です。

半年後には、また葛西でレースがあります。
そこまでにどんな練習を計画して、どれくらい実施できて、どんな結果が出るのか。
半年後を楽しみに、また週末は漕ぎに行こうと思います😁

目標はある。でも、目標に人生を人質に取らせない。

限られた条件の中で、できることを考え、試し、また次の課題を見つけていく。
そんなことを、もうしばらく楽しんでみようと思います。





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2026年3月14日土曜日

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2026年の抱負

 ■今年のカヌースラローム的な目標

①NHK杯決勝に残る!

②ダウンリバーにもたまには行く!

③シーカヤックにもたまには行く!

④①〜③が達成できなくても笑い飛ばして流す

⑤【必達】家族の時間を大事にする!


■2025年の目標の答え合わせ。

①日本選手権出場。一応ゲートは全部通った。が、ぶっちぎりでビリ😭くやしい😭
キサマら(誰?)みてろよ😤

②無理。来世で頑張る。でも心変わりするかも😏

③ギリギリ12月にシーカヤック行きました。また行きたい。あと、ダウンリバーは、仁淀川上流、大歩危、北山川上流に今年いけました。1番近い長良川行ってないな…🤔



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2025年3月22日土曜日

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焚き火繭(まゆ)カバー 使用レポート

 Granstreamのオリジナルシュラフカバー「焚き火繭カバー」を入手して1年ほど使用したので、レポートを書いてみようとしています。



この製品、寝袋ではなく、寝袋用のアウターカバーなのですが、厚めかつコシがある生地を使用しています。

「焚き火」を名乗るだけあって、難燃素材を使用しています。

多少の撥水性と透湿性もあり、他社のものは寝袋とフィットするように、滑らかな生地でかつ高いものはゴアテックスを使っていたりしますが、焚き火繭カバーは感触としては目の細かい麻みたいな感じの生地を使用しています。

サイズ感的には、ナンガのシュラフのMサイズがちょうど収まるくらいのサイズです。

生地がしっかりしているので、Mサイズのシュラフに被せると、全体的に小さくなった感じがします。体にシュラフがフィットするので、ゆったり寝たい方には少し狭い感じがするかもしれません。

単体での使用もできます。

シーツとしては硬めなので、夏でも風が強い夜など、直接風を浴びると寒いような時にかけて寝ると、風を遮りつつカバーとの隙間ができるので、蒸し暑くなく快適に過ごせます。

また、生地がしっかりしていて難燃素材なので、寝袋カバーとして以外にも、焚き火に当たっている時に風よけに使用したり、冬場のキャンプでチェアカバー(冬場は背中に風が当たると寒いので)の代わりに使用するなど、薄手のシュラフカバーでは気を使ってしまうような少々手荒な使い方もできます。
(限度はあるので、無理はしないように…)


収納サイズは1Lのナルゲンボトルくらいの大きさ、重さは500gくらいになります。


背負って歩くアクティビティで持ち歩くにはちょっと躊躇するサイズですが、自転車、バイク、ツーリングカヤックなど、コンパクトに荷物をまとめつつ、少しゆとりもあるようなアクティビティであれば、いつものキャンプ装備に忍ばせておくにはピッタリではないかと思います。

なお、現在Granstreamのオンラインストアで入手可能です。

気になる方は是非。

Granstream オンラインストア「OnlineGS」

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2025年2月3日月曜日

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2025年の抱負

 Facebookに書いただけだと忘れちゃうと思うのでちゃんと残しておこうかと。


■ボルダリング

年内に1段(V7、7a+)まで行くのが今年の目標。

現在のレベルは4級(V2/3、5+/6a)。


■カヌースラローム

・スラ艇で葛西のコースをスラロームする。

・スイッチをマスターする。


■その他

・隙間時間をたくさん作る

・隙間時間を有効活用する

・ダウンリバーとシーカヤックも続ける。

・家族でキャンプや水遊びもたくさんする

・達成できない目標があってもクヨクヨしない

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琵琶湖北湖をアイランドホッピングデイツアー

 

2024年11月に、琵琶湖の北湖を島伝いに縦断してきました。
気温は20℃に行かないくらいでしたが、日差しが強くドライスーツ内はサウナスーツ状態でした。
天気も良く、初日の最後以外は風も弱く絶好のツーリング日和でした。
惜しいのは帰りの時間の都合で瀬田川まで行けなかったこと。
それはまたの機会で。












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2024年10月16日水曜日

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テント新調しました!

テントを買い足しました。

2008年に買った、ヒルバーグ製アクトをずっと使ってきました。




非常に軽く、風に強くコンパクトで良いテントなのですが、いかんせん中が狭い。


1泊くらいのツアーならなんてことないんですが、複数泊、途中で雨に降り込められる夜なんかが挟まるとテントの中では寝ることしかできず、こう、まったり雨の夜を過ごす的なことができずにいました。

また、自立しないテントなので、必ずしも浜に上陸するとは限らないツアーでは、設営に難儀することも。(一度も立てられなかったことはありませんが。なんとかできるもんです)

ちょっと気分も変えたいなー、ということで、意を決して中古のヒルバーグ製アラック2を購入。(新品は品薄&価格高騰で断念しました。。。)

広い前室が2つあり、非常に居住性が高いテントなのですが、いかんせんデカくて重い。
重量で言うと、アクトは1.5kgぐらいだったのですが、アラック2は3kgくらい。




息子と1週間瀬戸内海を漕いだ時に使った、巨大前室がついたヒルバーグ製ナロ3GT(3.1kg)とそんなに変わらないくらい。。。

中古とはいえ、価格高騰中のテントを大枚はたいて買ったのですが、さすがに3kgを持ち歩くのはやだなあ、どうしよう。。。と考えていた時に、ふと思い出したのがGranstreamで取り扱っていたこのテントでした。

アライテント製トレックライズ2W。

前室が2つある所はアラック2と同じ。前室のサイズはトレックライズ2Wのほうがだいぶ狭いが、必要にして十分。インナーテント内の広さは、トレックライズ2Wの方が広い。重さは1.8kg。サイズの割に軽い!

左から、トレックライズ、アラック、アクト

奥がアラック、手前がトレックライズ

今までカヤックツーリングに行くときは、アクトをフェザークラフトのテーパー型10Lの防水バッグに入れていたのですが、トレックライズ2Wなら同じ防水バッグに収まります。
アラック2は、うーん、無理ですね。。。

トレックライズ2W本体とポール、
他社製グランドシート、
ヒルバーグのサンドペグ6本が収まっています。

アライテントのテントは、ヒルバーグとは違い吊り下げ式ではないので、本体設営後にフライをかけるのが通常の設営方法です。
しかし!
標準(メーカー推奨?)の使い方ではありませんが、トレックライズは前室がポールの差し込み口側にないため、ポールの差し込みに干渉しないのでフライをつけたままでも設営、撤収もできます。(少しポールが入れづらくなるので注意が必要。)
フライをかけるの、風が強いと意外と手間取る(そして、失敗するとフライが飛んでいく)のでこれは助かります。

さらに、バックル4つで簡単にフライが外せるので、屋根の下などではインナー単体で使えたり、結露を乾かすのは簡単なのでインナーとフライでいろいろ使い分けできそう。






両サイドに大きなメッシュにできる窓があるので、夏も風が抜けて涼しそうです。メッシュは白いので、外から中はあまり見えません。(逆もそう。これは一長一短だが、プライバシーは守られやすいかも?)

アラックと同じく、メッシュは閉じることができ、ある程度寒い時期までも大丈夫そうです。(他のトレックライズと同じ)



前室とメッシュを開けると良い眺めです。


購入してからなかなかキャンプツーリングに行けず、10月の瀬戸内海でようやく使用できました。

テントはコンパクトで軽く、広く、設営は簡単でなかなかの実力とみました。
しばらく使い込んでみようと思います。



シーカヤックにはすごく良さそうなのですが、2022年新登場で知られていないのか、あまり需要がないのかで、巷ではあまり売っているのを見かけません。。。探せばあるかもを思うのですが、エアライズと(通常の)トレックライズのブランド力が強過ぎです。

なお、在庫は少ないですが、現在Granstreamのオンラインストアで入手可能です。

気になる方は是非。

Granstream オンラインストア「OnlineGS」


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2024年10月6日日曜日

Published 21:18 by with 0 comment

伊豆大島チャレンジ

夏前の話になってしまいましたが、グランストリームの企画で、南伊豆に行ってきました。

今回の根城は、南伊豆のサーフェイスが運営しているゲストハウス、Sora。


全国各地からカヤッカーが集まり、伊豆大島へ漕いで渡ろうという企画です。
初日は準備とブリーフィング。


今回は台風が来ており、渡れそうなコンディションなのは予定の5日間中2日のみ。
早速2日めが初めのチャンスということで、早速渡りモードにテンションを上げて行きます。


結果は残念ながら敗退。北風が強く、南に流され気味になってしまったということで、3時間ほど漕いだところで、伊豆半島に戻ってきました。



その日以降は、残念ながら海況が良くならなかったため、伊豆七滝の観光や、西伊豆の沿岸ツアーを行い、ある意味平和に伊豆半島を満喫して、今回のチャレンジは終了となりました。

大島へ渡れたらそれはそれで充実したチャレンジになったのでしょうが、渡れなかった今回も、なぜガイドがあのタイミングでその判断をしたのか、など、考察・勉強するべきことは多く、得るものが多いチャレンジとなりました。

こういう渡りもののチャレンジは、私が参加した中でも、3-4回に1回成功すればいいくらいの成功率です。
それこそ、1ヶ月くらいコンディションを待つことができれば成功率は上がるのかもしれませんが、それだと現実の生活が回りませんからねー。。。

ご一緒した皆様、ありがとうございました。




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