2013年12月21日土曜日

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海旅と刀


この時の交流会と称した、刀鍛冶の友人との呑み会のまとめ。彼はこの夏〜秋に2ヶ月ほど渡米して、刀鍛冶のデモンストレーションや講演、技術交流を行ってきました。ナイフ職人や鉄工芸作家、大学の先生、などなどの鉄刃物関係のアメリカ人と交流してきた話を、酒をちびちびしながら拝聴し、こちらも好き勝手好きなことを合いの手で話すという会を開いてきました。(よーするに、久々なんで呑もまいか、そうしよまいか、という話になったということ。)


酒の肴の与太話概略。
・刀鍛冶として渡米して感じたこと。
   →とそれに纏わるやりとりをカッコつけてまとめたのが以下の◼︎の内容。
 (カッコつけてないとグダグダにクダ巻いていたのがバレる。むしろ、バレバレ?)
サバニの話
・古代のヒスイや黒曜石の流通について
ケネウィック人について
・ネイティブ・アメリカンと縄文人のつながり
・俺らもう中年
・そろそろしたいことしぼってしないと寿命足りないかも?
・60代以降で人生の代表作を作る秘訣(予想もしくは妄想だけど)
・また釣り&カヌーするか!
・来年なにするの?どこいくの?


◼︎西洋のナイフと、刀の造り方の違い。
刀のクオリティは海外からも評価が高いが、全て感覚で作られていることに大変驚かれたとのこと。(計測・計量というプロセスはない。そんなもん見ただけ触れただけ嗅いだだけ感じただけで見切れんかい!っていうのが日本の職人の姿&凄さだと思うのだが)

産業界でも数値化できない職人技があるあたり、機械を凌ぐ人間の感覚を引き出す文化的な仕掛けが日本語と日本語から成り立つ文化にあるのではないか?


◼︎西洋には騎士道があり、日本の武士道(と仮に大雑把に言う。「葉隠」「死ぬこととみつけたり」あたりを想像していただければ)に相当するのだろうが、剣術に相当する技術は聞かない。剣道に対するフェンシングはあるのだが。(誰か詳細知りませんか?)

日本には、柔道、合気道、空手(これは琉球だが)など、2軸、無捻転な体の使い方を基本とする武道ばかり。農作業、飛脚、日本舞踊も体の使い方の原理は同じ。華奢な体格な人間が多い国だから、人間が出せる力を最大限にするような所作、動作が洗練されたのだろうか?


◼︎MIT(マサチューセッツ工科大学)の地下には鍛治場がある。MITの教授曰く「最新の技術は、過去の技術があって成り立つ。過去の技術を喪った時点で、最新の技術も本質を喪う。」

後世になればなるほど、根源的な事柄について、新しい発想が生まれる余地が減るのではないか?哲学が古代ギリシャで完成してしまったのが良い例。
昨今はドッグイヤーとも言われ、技術革新もめざましいが、表層の現象のみを活用、加工、さらに2次加工3次加工しているにすぎないのではないか?様々な事柄が複雑化してきたせいか、由来と根源を喪って宗教的、哲学的、倫理的には漂流している事柄事案現象が多い気がしないか?


◼︎刀の製法は千年以上の歴史があり、自分が思いつくようなことは先人達にやりつくされていた。ただ、刀鍛冶自身が外国に行けるような環境はここ数十年のことなので、この辺りに自分の世代の役割があるのではないか?

20世紀が科学の世紀であったならば、21世紀に入ってからは身体感覚、皮膚感覚をとりもどそうという動きを許容する空気を感じる。
科学=理論詰め、への反発なのかやはり人間には理解出来ないものへの畏怖が残っていたのか?反発というよりは、便利になったものはツールとしてうまく使いつつ、自然体の人間の糧にしていくにはどうしたら良いかの模索を始めているような印象を受ける。100年以上前にも同じような思想があったが、きっと産業革命以降の人類にとっては永遠のテーマなのだろう。
とはいえ、そんなこと思っても見たことがない人も多数のはず。むしろ、そんなこと思っても見たことがない人の方が多いはずで、故に本になったりするんですね。
自然体の人間、動物としての人間を確認し、折り合いをつけようとする人と、これまで以上に理詰めに進む人、その間で戸惑う人に別れてきているように見える。価値感の多様化と言われるが、大枠この3つに分けられてしまい、多様と言えるほどの多様性はないのでは?


・・・と、こうまとめると熱い&堅そう&青臭い話をしてたようですが、実態の90%はたわいもない話。まともそうな部分だけ抽出してみました。とはいえ、お互い好きなことを好きなように酔っぱらって話しているので、あんまりかみ合っていないところもあるし、質問に質問で返した上に質問でだめ押ししているし、論理が飛びまくっているのも当然と言えば当然。(それでもなんか面白い話をしてた臭いしませんか?本人たちだけ?)


ここまで読んで、あーなるほど海旅、と納得できた方は、心底外遊びが好きなんじゃないかと。(そういう要素はそれなりに話の中にあると思うのですが、いかがでしょうか?)


いつものように長文お付き合いいただきありがとうございました。
一方的、個人的、公共性なしな内容ですが、そもそも個人ブログなのであしからず。
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2013年12月14日土曜日

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カヤッカーの体重とフェザークラフトカヤックのボリュームについての考察

晩秋の夜長と最近漕いでいないもどかしさのままにつれづれ思ったことを書き連ねましたので、興味ある方はおつきあいくださいませ。
(ちょっと長文です)

各フェザークラフトショップのカタログページ(例えばここ)を見ながらだとよりわかりやすいかもしれません。

*******

スラロームカヤック/カヌーに乗っている選手は、艇の動きに直結するため体重と艇のボリュームがマッチしているか、ということも皆(割と)シビアに考えて艇を選んでいます。

当然、ツーリング艇はそこまでこだわる必要はありませんが、大き過ぎる艇=吃水が下がっていない艇、は風に煽られやすい、小さ過ぎる艇=吃水が下がり沈んでいる艇、はバウが沈みやすく、荒天時に巡航速度が大きく下がるなど問題があるため、ちょっと気にしたほうが良いかも?と思い、見聞と私見をまとめてみました。
例によって、対象はフェザークラフトの艇です。

フェザークラフトのカタログには、最大積載量が表示されています。
以下、抜粋。
なお、条件設定がややこしくなるので、2人艇とセーリングは想定から除きます。

K-Light 136kg
Kurrent 136kg
Kahuna 136kg
Wisper&WisperXP 136kg
Khatsalano 136kg
Khatsalano-S 145kg
K-1 175kg
Heron 185kg

この数字は、フェザークラフトのwebページによると、(今は載っていないようですが)コクピット横のボトム部分(黒い部分)が、水面上2.5cmになるパドラー&荷物の重さ、とのこと。(その重量がK-LightとKahunaが同じってのは、割とテキトーな香りがしますが。)つまり、この数値が表しているのは結構ギリギリまで荷物を積み込んでいる状態の積載物&者です。
コクピット横のボトム部分(黒い部分)が、水面上2.5cmというと、静水ではバウからスターンまでのボトムがきっちり水面下に沈んでいて、ちょっとでも艇を傾けたらコクピット脇のデッキ部分に水が乗ってしまうような状態です。
この状態でちょっとでも波があるような水面を漕ぐのはちょっとな〜、と思うような沈みっぷりでしょう。それに、これだけ沈んでいると、漕ぎ出しの1パドル目がかなり重いはず。

では、浮きすぎず沈み過ぎず、快適に漕げる荷物+人の積載量は?となるわけですが、自分で漕いだり人の漕いでいる姿をみて想像すると、こんな感じ。

K-Light 50〜85kg
Kurrent  50〜85kg
Kahuna  60〜95kg
Wisper&WisperXP  60〜100kg
Khatsalano  70〜100kg
Khatsalano-S  70〜110kg
K-1  80〜145?kg
Heron  90〜155?kg

最大積載量からずいぶん減っている艇もありますが、それは、主に短めの艇です。短い=水線長の短い艇は縦方向の揺れが激しくなり(ピッチング)、バウが波に刺さってしまうためです。(それを利用して短い&バウスターンのボリュームを落とし気味にしているのが、バウ&スターンを沈める必要があるフリースタイル競技用の艇です。)
また、長い艇の中でもKhatsalanoについては、沈みがちだとスターンデッキに水を被って傾けがよりシビアになります。

これをみると、体重80kgのパドラーがK-Lightでキャンプツーリングするのは厳しそう、というのもわかるし、体重50kgのパドラーがK-1でデイツアーするのは、横風向かい風でも吹いたら大変な事になりそう、というのも見て取れます。

後は、どんなシチュエーションでどれくらいの荷物があるのか?ということですが、季節と志向にかなり左右されます。
キャンプツーリング一つを取っても、ボトルワインや一升瓶を持って来る方から、ウルトラライトな装備の方までいらっしゃるので、一概には言えません。
ざっくり基準をだすと、カヤックツーリングで1泊2日〜2泊3日なら、水酒食料込みで15〜30kg位ではないでしょうか?そして、日帰りだと10〜15kg程度でしょうか。

これで、自分+荷物の基準が出たので、だいたいどれくらいの大きさの艇が自分にジャストフィットなのか、想像できませんか?

以上、試乗したり試乗しているユーザーさんを見て、なんかでかいな〜、や、なんかちいさいな〜、と思っていたことを文章にしてみました。
たたき台がでたところで、艇のカタチによる特性+ボリュームの大小での性能の違いについて、来シーズンは熱く語りましょう!!(と、一人でリキむ)

ちなみにワタクシは男性にしては軽量なので、スラローム選手時代から常にボリュームリッチな状態で艇に乗っております。
フェザークラフトの艇だと、K-Lightがジャストフィット、Khatsalanoにキャンプ道具を積んでもまだ少し浮き気味といった感じです。
よって、漕ぎだけを考えて艇のサイズをえられば、Whisperまででしょうか?
計算上、K-1やHeronだと荷物を50kgくらい積まないと落ち着かない感じです。

将来的にはシングルでのセーリング+漕ぎのハイブリット旅にいけるような艇を欲しいな〜、なんて思っているのですが(何艇手元に持ったら気が済むのでしょうか??やめないと思うけど誰か止めて。)、漕ぐときはセーリングキットを分解して積載するとして(多分重さは15〜20kgくらい)、そうなると選ぶべき艇は・・・
などと、秋の夜長のシミュレーションという名の妄想はつきないのでありました。


最後までお付き合いありがとうございます。
ここまで読んでいただいたアナタとは、艇のボリュームの大小での性能の違いについて、来シーズンに熱く語り合い、飲み明かせる気がします!!


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2013年12月1日日曜日

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かぬちの技

友人の刀鍛冶の個展を覗いてきました。
(主催:草の根交流文化サロンinSEINO
フライヤー表

フライヤー裏
フライヤーによると、「かぬち」とは、「金打ち」が音変化で、金属を打ち鍛えること、打ち鍛える人、とのことです。

展示会場は、昔ながらの雑貨屋然とした古民家(兼店舗)の一角。


お邪魔すると、経歴が飾ってありました。
ってか、初耳(初見?)もの多し。
普段仕事姿は目にしないし、呑んで話すとダメ人間っぷりを強調してくるので計りづらいのですが、本業にはものすごく真摯に向き合っています。職人ですからね。

刀というより、鍛冶物一般の展示でした。
本人曰く、「刀を展示すると、刀関係者のみになってしまい、間口が狭まるから。」
こんなユーモラスな展示もありました。
いつもの飲み会の姿そのものでは?
道を挟んだ小屋では、鍛冶体験ワークショップを開催していました。
参加者は各々、鉄で小物を作っています。

職人の指導を仰ぎながら、皆さん一心不乱に鎚を振っています。
時折、「お〜、そう来ましたか〜」なんて声が聞こえます。
万事に言えることですが、初めての方は時折毎日やっている側が思いつかないアイデアを出してくることがあるので、そういう物に触れたりしているのでしょう。

七輪にドライヤーの風を当てた火に、コンクリートブロックを下敷きに金槌で大きめのペンチ挟んだ赤く熱した釘でも簡単な鍛冶場になります。
そんなんでできるのに、普通はやらない、というところに普通の人から見た非日常感があるのかもしれません。

この後、トーク+交流会があったようですが、早々に失礼してきました。
理由は簡単で、子守りがてら連れて行った息子が飽き始めたからです〜

交流会は個人的にしてもらうことにしましょう。
そして、多分こんな感じの交流会になるのでは?
友、遠方でもないけど来る

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2013年11月28日木曜日

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Feathercraft K-2 For SALE


2007年から愛用してきた Feathercraft K-2 Expedition を手放すことになりました。
何度も改修を行い、あちこちに出かけ、思い入れのある艇ですが、近藤艦隊再編成のため、新たな持ち主を募集いたします。

細部の組み立て方とバウの形状から推測するに1995年頃に販売された艇です。
元はコーデュラナイロンデッキでしたが、最新素材でデッキは張り替えてあります。
ただし、溶着ではなく縫製なので完全防水ではありません。とはいえ、200km無寄港の島渡りなど、完全に冒険レベルの遠征をしない限りは、実用に問題ないレベルです。
なお、近代化改修の成果でビルトインコーミングとなっております。また、マストアダプターも交換してありますので、セーリングキットの装着も可能です。

http://granstream.jp/archives/2875
Thumbnail by HeartRails Capture

「K-2があればあんなことやこんなこともできるのに、いかんせん値段がなぁ〜」
というようなお悩みを抱えているあなたにぴったりの一艇です。

K-2を手に入れて、ぜひ一緒に漕ぎましょう!!

ちなみに、今回の販売は委託しておりますので、問い合わせなどはGranstreamさんまでお願いいたします。

ところで、K-2が無くなってしまい、近藤艦隊の旗艦はどうなってしまうのか?
(もともと旗艦はカサラノだと言う噂もありますが)
それは・・・

腹案ありなのであります。(ニヤリ)

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2013年11月16日土曜日

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大潮のしまなみ海道ツアー

11月初めは、大潮のしまなみ海道を漕いできました。
所により3.5ノット(=約時速7km/h)を超える早さで海が流れるエリアです。

瀬戸内海デビュー&潮流体験デビューにはうってつけのツアーでした。
主催はいつもの通り、Granstreamです。

今回は公共交通機関利用のうえ、乗り換えも多いため、使用艇はFast&Lightな艇「K-Light」を選択。
2泊〜3泊くらいまでのカヤック行であれば、陸上ではカヤック用品、キャンプ道具、食料、着替えがほぼすべて一つのカバンに納まり、かつ漕ぐときにはすべてがフネの中に納まるという、日本で週末漕ぎにいく時に使用するには、非常に優れたサイズのボートです。(ただし、パドラーの体重が70kgを超えると、キャンプ道具積載時は艇のボリューム的に沈みがちになります。)
条件としては、コンパクトな道具を選び、荷物を小分けにする必要があります。

さらに今回は、カバンの車輪代わりにスケボーを装着。現地では遊び道具&トイレや自販機などまでの近距離用のアシとして利用。もちろん、水上ではスケボーも艇内に納まります。

今回は潮流を利用するのが目的なので、見慣れた地形図ではなく、海図と時計をにらめっこしながらルートを選択します。
入り口が狭く、出口が広くなるような場所は潮流が早く、とても逆らって漕ぐことはできません。長いものには巻かれ、速いものには流されるが良し。

衰えたとはいえ、瀬戸内海はまだまだ海運が盛ん。フネもたくさん見かけましたし、造船所やドックもちらほら。
ザ・自然のような場所も心洗われて良いのですが、人の(適度な)営みが(適度に)近くに感じられるのもほのぼのとして良いものです。

潮に乗り、潮を横切り、時折潮に翻弄され、押し戻された旅でした。
そして、胃袋でも「しお」を満喫。

今回は(も?)自分の世話は自分で完結でき、かつ漕げ、かつ酒が入っても入らなくても楽しい参加者ばかりでしたので、かなり安心して楽しめるツアーでした。
もちろん、ただ楽しいだけでなく、ルートの取り方に配慮が足りない点が見つかったり、潮の流れ方の大枠が掴めたなど、得るものも多いツアーでした。
みなさんお疲れさまでした。
今回は基礎編ともいえる構成だったので、次は応用問題を解きに個人的に来たいな。

ゴール地点は出発時に背にしていた橋でした。
この橋の下が、大河の増水時のように流れており、1〜1.5m程度の高さの三角波が立っていました。いやいや、川下りに来たみたいです。
見た目は川のようですが、海底からわき上がってくる波のパワーが、川のものよりずっと力強いものでした。流れているときに鳴門とか漕いだら死にますね・・・。

<今回のコース>

より大きな地図で 131102-04_Shimanami を表示

<このときのTwitterlog>
0日目 1日目 2日目 3日目


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2013年9月24日火曜日

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丹後山陰ディスカバリーツアー

Granstreamのロング&上級者ツアーに参加してきました。
台風の影響による3日間の停滞で始まる破天荒なツアーでしたが、海、景色、出会った人々、難易度、距離、メンバー・・・申し分ないツアーでした。
それ以上は言葉になりません!!


毎日の記録はこちらで公開しています。

今回の使用艇は、私のメインボート「カサラノ」。
積載量に余裕のある艇ではありませんが、数日おきに食料や水を補給できる日本の海旅なら、必要十分なサイズの艇です。
ただし、運動性能と引き換えにコクピット周りのフィット感がタイトなので、その意味ではキツイ艇です。それ以上に、パドラーの心をどこまでも漕いでいきたい気に駆り立てる、魅惑の(?)艇なのが罪作りなところ。

3日間の停滞から解き放たれた私たちは、
時に集落を観光し、(写真は舟屋で有名な伊根)

台風後のうねりを乗り越え、
(増水後の川からの濁った水と、海のクリアな水がはっきり分かれています)

洞門を探索し、

日の出から漕ぎだして

4日間で天橋立〜鳥取砂丘東端の120kmほどを漕破しました。


より大きな地図で 130914-20丹後山陰ディスカバリーツアー を表示
(青線はGPSログ未取得区間)

この旅で得たノウハウや知識は・・・
おいおい書いていきたいと思います。
しかし、なかなか言葉にできなさそうなので、少しづつになりそうです。
乞う(気長に)ご期待・・・。


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2013年9月14日土曜日

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丹後山陰ディスカバーツアー

一週間ほど、ツアーに出かけることになりました。

今回は、天橋立〜鳥取砂丘の二百数十キロ漕破が目標。

レスキュー用品の出番が来ないよう、安全に気をつけて行ってきます。

更新できる日は、Twitterとブログ(Twitterのログブログ)に投稿します。


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2013年8月13日火曜日

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親子カヌー教室@揖斐川町

お盆休み初めの日曜日は、揖斐川町にて親子カヌー教室。
岐阜県カヌー協会のスタッフ8名?で講師とサポートをしてきました。(数名友情出演ありました。ありがとうございました)

この親子カヌー教室は、揖斐川町教育委員会が「夏休み特別教室」の一環として開催しているものです。
前回まではプール(こんな感じ)で行っていたのですが、今年は初めて国体コース(揖斐川)での開催です。(去年もコースで開催の予定でしたが、増水で中止)

コースの中でも流れが緩やかな、最終パートで行いました。
真夏の教室なので、テントで日陰を確保。川面を通った風が吹いていたので、なかなか快適です。
まずは汗だくで到着した参加者の皆さんに、ライフジャケットをきていただき、川を流されていくときの方法を体験してもらいました。
川でカヌーがひっくり返ったときに必須の技術です。
冷たい川の水が気持ちいい!
初めに水につかってから講習をすると、ひっくり返ることへの抵抗が薄れるのはカヌー全般に共通するようです。
初めはおっかなびっくりだった皆さんも、だんだん慣れてきて、最後は歓声を上げて楽しんでいました。

なかなか「川で遊ぶ」となると、事故が多いこともあり抵抗があると思いますが、きちんとライフジャケットを着て、増水時や急流を避けて楽しめば安全に楽しむことができます。(もちろん、自然相手なので100%安全はありませんが)

今回の大好評を受け、これからもぜひ川で開催していければと思っています。
今回のカヌー教室の様子は、8/13の中日新聞に掲載されました。(ただし、岐阜版のみ)


カヌー教室完了後に、加藤哲平選手のガイドでゲストの川下り。
ゲストは、揖斐川町役場で昨年まで国体担当をされていたEさん。
初めてコースを下ったそうですが、良い笑顔です。

いや〜、夏は水遊びに限ります。


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2013年8月10日土曜日

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カサラノキャンプ

8月最初の土日は「カサラノキャンプ」。
今年は土日あわせて20名近いユーザーの皆さんと、
セルフレスキュー、リカバリー、ロールの特訓をしました。


天気は快晴、気温は真夏日で、今年も水につかるにはちょうど良い気候になりました。
セルフレスキュー(沈脱後の水上での再乗艇)、リーン(傾け)、リカバリー(傾けの立て直し)、ロール(コケたら起き上がる!!)の順番で練習を進めるのですが、第一関門は「リーン」にあります。

ついつい、「艇を体と別個で傾ける」ことに意識が行き過ぎてしまい、本来傾けてはいけない方に傾けるユーザーさんが何人か。体勢を立て直すつもりが、より転覆に向けて艇を操作していることになってしまいます。

どーもうまく体勢が立て直せない、という場合は、まず「おきあがりこぼし」のように艇と自分の体を固めてひとつにしたままゆらゆら左右に頭を振る動きができるか?を確認すると、コツを掴むのが早いようでした。

この2日間で、ロールまで到達したユーザーさんから、リカバリーのコツが掴めてきた・・・という方まで、達成レベルはいろいろでした。しかし、セルフレスキューは全員、超スムーズにできるようになりました。
・・・って、2日間で50回くらい水上で艇に飛び乗る羽目になったユーザーさんも見えますから・・・
ここまでできれば、今回の講習会の最低限の目的はクリアです。


集中して2日間も練習する機会はなかなかありませんが、水に入るのが苦にならない、夏の暑い間にセルフレスキューがきちんとできるか確認をしておくと自信につながると思います。ツーリングカヤッカーにとって、セルフレスキューは「命の最後の砦」ですので。


では、また来年も合宿しましょう!!

■■オマケ■■

8/3の夜は、「マキノサマーカーニバル2013」の花火大会でした。海図大崎から眺めると、水面に「逆さ花火」が移り、華やかな花火が楽しめます。(写真はぶれてますが)

ちなみにこの週末は、新しいK-Lightの納品日。

ライトスキン仕様の特別バージョンです。通常のK-Lightよりも、1〜2kg強ほど軽く、ますます軽快なカヤックです。
ちなみに、「K-Light "Special"」の銘が入れられています。

この艇で、「Special」なツアーを楽しむぞ〜〜(息子も連れて行かなきゃ)


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2013年8月1日木曜日

Published 23:03 by with 1 comment

カサラノキャンプは今週末

今週末は、Granstreamのカサラノデイで講師をしています。
去年の様子 その1
去年の様子 その2

今年は怒濤の2日連続開催!!(どちらか1日のみの参加も可能です)
両日参加のユーザーさん&講師にはハードな土日になるでしょう。
(土曜の夜にナイトパドリング入れましょう、って提案したら、激レアな「大人の対応」をされてしまったくらいです!)

さて、初めての試み、どうなることやら。
でも、集中して練習した方が、身になるのは確か。
ぜひこの機会に。
ツーリングには暑すぎる季節のうちに、ずぶ濡れになって練習しましょう!

お問い合わせはGranstreamまで。

photo by S.Ose


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2013年7月25日木曜日

Published 23:08 by with 0 comment

カヌースラロームの写真

先日のカヌースラロームの試合で、フリーカメラマンの佐藤さんから写真をいただきました。


場所はゼッケンからして矢作川、使用艇から推測するに、おそらく2005年のカヌースラロームジャパンカップ最終戦か、日本選手権に出場したときの写真だと思います。

スラロームの会場でいただくとなんだか選手でがんばっていた頃をはっきり思い出しますね。
しかも、プロの写真なので格好よく撮れている!!
被写体の3割り増しの写真映りの良さです。

佐藤さん、ありがとうございました。


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2013年7月21日日曜日

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カヌースラローム&ワイルドウォーター公式戦@揖斐川

このあたりつぶやいていた、
2013カヌースラロームジャパンカップ 第5戦
2013カヌーワイルドウォータージャパンカップ 第4戦
2013中部カヌースラローム・ワイルドウォーター選手権
が終了しました。

揖斐川町役場の皆さん、選手、役員の皆様、お疲れさまでした。
天候と水量に恵まれ、100名もの選手に参加していただきました。

真夏の開催のため非常に暑く、選手にも役員にも「きつい」試合でしたが、競技終了後にジュニアの選手がゴール下流に飛び込んで歓声をあげているのを見ると、この季節ならではの良さもあったように感じます。

以下に、リザルトへのリンクを記載します。
7/20のリザルト
(2013カヌーワイルドウォータージャパンカップ 第4戦、2013中部カヌースラローム・ワイルドウォーター選手権)
7/21のリザルト
(2013カヌースラロームジャパンカップ 第5戦)

なお、本大会の模様(の一部)が  7/29 NHK総合「ほっとイブニング」にて放映予定です。
東海地区、岐阜地区の限定となるかもしれませんが、ぜひご覧ください。

次は、9/8 にローカルレース「揖斐川カップ」の開催を予定しています。(詳細後日)

また、揖斐川でお会いしましょう。


7/25 追記
日本カヌー連盟のWeb pageにもリザルトがアップされました。

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2013年6月30日日曜日

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ジャパンカップエントリー締め切り


こちらで告知をした、7月20日(土)~ 21日(日)のカヌースラローム/ワイルドウォータージャパンカップ@揖斐川のエントリーが締め切られました。

http://www.canoe.or.jp/tournament/2013/ww4_sla5_japancup.html
Thumbnail by "HeartRails Capture" 

本日集計を行い、全種目で98名のエントリーがありました。
(チェックはこれからなので多少変わるかも・・・)

たくさんのエントリー、ありがとうございました。
スタッフ一同、がんばりますので選手の皆さん、盛り上げていきましょう!!

選手/役員/関係者各位は、
「7月20日(土) 21日(日)は水量と天気に恵まれますように」
と七夕の短冊に書くよう、周知実施の徹底をお願いします!!(ビシっ)

では、選手の皆さん、当日お会いしましょう。



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2013年6月22日土曜日

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20周年記念。(注:年齢ではありません)


このブログをご覧いただいている皆様。

拝啓。


長文で失礼いたします。
雨また雨の毎日で、心から真夏の青空が待ち遠しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

極々私事で恐縮ですが、というか私事を書くブログなのでそもそも全体的に私事なのですが、2013年6月でマイカヤックを手に入れてからちょうど20年となりました。

初めてのカヤックは、
フジタカヌー「KG-1(キンググース)」

名古屋のショップが中古で8万円で出していた艇でした。
貯金のほとんどをはたいて買った記憶があります。
(カヤックの買い方に成長が見られない・・・)
高校2年生の夏休みに、岐阜市の金華山の目の前の長良川で1週間ほど練習し、
その年のお盆にムーンライト高知に乗って四万十川まで出かけました。
たしかその年は全国的な冷夏だったな・・・。

1993年の私 @四万十川

当時の装備は、
テントはモンベル/ムーンライトI型、
バーナーは父親が使っていたコールマン/PEAK1、
マットは銀マットで、
タープ(の代わり)は、緑色の養生シート(さすがにブルーは避けた)、
交通手段は「ムーンライト高知」と鈍行列車を青春18切符で乗り継いで、
所持金は5日間位の旅行なのに1万円以下でした(これはあんまり増額されていない)。

1997年から2007年までのスラロームカヌーに乗っていた期間を挟み、まだ同じ遊びを続けていることに我ながら驚いています。
同時に、20年間で見てこられたもの、得られたもの少なさと、歳(馬齢!?)の重ねっぷりに驚くばかりです。
20年前はもう少しまともな大人に成っている予定だったのですが・・・。それが良いかどうかは別として。

少年易老漕難成
一寸波風不可軽
未覚池塘春草夢
階前梧葉已秋声

最近は呑気にカヤックに乗っているのが楽しくて、スラローム競技で上位を目指して0.1秒をどう縮めるかに血眼になっていたころの、半分焦燥感のような向上心もなければ、七つの海を漕ぎ尽くしたる!見とけや!的な過剰気味な自意識も無くなってきました。
ちょっと倦怠期的な、ツカれてきたような気楽な心地よさですね。
「憑かれた」じゃなくて、「疲れた」ほうです。

20年前は今のようになっていることは想像できませんでしたが、それはこの先20年も同じことで、20年後の自分がなにしているかは全く想像できません。
とりあえず、元気にさえしていれば、カヌーを漕いでいることでしょう。
肩の力は抜けてきたとはいえ、「カヤックで漕ぎに行きたいところリスト」は刻々と長くなるばかりで、今すぐ宝くじにでも高額当選して隠居し、カヌーカヤック三昧の余生に転向しないと全部行くのは無理なんじゃないか、と唖然としていたりしています。

ま、そこのところは、肩の力を抜いてそのときの「Best of the Best」を選んでいくしかないかと思っていますが・・・。(宝くじ高額当選を含む棚ボタも絶賛募集中。)
ツアー敢行時は同行者募りますので、よろしくお付き合い願います。あえてソロで行ったりするかもしれませんが。

実は、好き勝手に行ける単独行も結構好きです。(「実は、」というほどのこともないか。)性分なのか、競技やってた後遺症なのか、一人で漕いでいるとどうもスイッチが入ってしまって、一心不乱気味に漕いでしまうので漕ぎ以外を満喫しきれていない、という問題を自己解決しなきゃならんと反省したりしています。
なので、いろんな刺激が受けられるグループツアーも好き。要するに、カヌーで旅に出られれば、もっと言えばカヌーに乗れれば何でもいいのですね。(あーあ、書いちゃった。)

そんなわけで、(どんなわけなのかは説明しづらいので突っ込まないでください)Granstream / Feathercraftでご一緒させていただいている皆さん、スラロームでお世話になっている皆さん、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
(腐れ縁とか言わないでくださいね。)

駄文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


敬具。

2013年6月22日
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2013年6月19日水曜日

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カサラノを快適に運ぶ

6月の頭にツアーに行ってから、しばらく漕ぎにいけないので、不義理の数々の埋め合わせ&冬物整理&子守り&道具の整理で週末を過ごしています。

ところで、表題の件。
今回はフェザークラフトカサラノの運搬について。

カサラノは細身のカヤックなので、
問題は組んだ後のカバンの始末。

日帰り程度であれば気にならないのですが、
キャンプ道具を積もうとすると、
どうにもこうにもこのカバンが小さくたためず、
カヤックの中でよい場所をとって邪魔になります。

そこで、妙案。
カレント」のカバン(リンク先2段目の写真)
が使えないかと考えました。
なにせ、えらく小さくなる。

試してみたところ、カサラノ本体は問題なく問題なく入ります。
しかし、問題は、その他装備が入らないこと。

そこで・・・
こんなものを注文!
左:普通の Feathercraft のカバン
中:Kurrent のカバン
右:今回お願いしたカバン

Kurrentのカバンを30cm長くしてもらいました。
なんと、これがジャストフィット。
しかも、ライジャケ、ビルジポンプその他も多少なら収まります。
さらに、想定外でしたが・・・
2pcのグリーンランドパドル(クラトワ)がカバンに収まります。

このカバンが小さく丸まるなんて、カサラノ乗りにはMiracleであります。
全国のカサラノ乗りの皆さん、検討の価値ありますよ〜
(お問い合わせは Granstreamまで)

フェザークラフトユーザー、しいてはカサラノ乗り意外には全然ピンとこないかもしれませんが・・・(そういう場合はユーザーになりましょう)

問題は、パックカートが使いづらくなるのではないかという懸念ですが、それについては対策がされております。この辺はまた次回

抜かりないのであります。





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カサラノを快適に運ぶ その2

前回の続き。

フェザークラフトの艇には、「パックカート」という艇が入ったカバンをコロコロ付きスーツケースのように運べるオプションがあります。
このオプション、なかなかよいのですが、仕舞い寸法を小さくするために、身長170cm以上位のパドラーには腰を曲げる、あるいは肩を下げるなど、なかなか無理な体勢を強いることになります。
さらに、歩いているとカバンが踵にあたり、非常に不愉快&靴が脱げるという問題もあります。

以前、GranstreamBlogにこんな記事がありました。

http://oseshiro.hatenablog.jp/entry/2013/03/10/234228
Thumbnail by "HeartRails Capture" 

そんな訳で、仕舞い寸法は変わらなくてよいので、パックカートを延長するためのバーを作成依頼。
自分で作りたいところですが、そんな余裕はなし。
ここでチラ見させていただいたブツが納品されました。


これをパックカートの縦棒につなげるのですが、穴が 2つあるのには訳があります。
まず、一段目(短い方)を使用すると、こんな感じ。

左が延長キット使用時、右が普通のパックカート。
約15cm長くなります。これで、無理な姿勢&踵hitの問題も解決。
通常の収納バッグを使用するのであれば、これで十分です。
ではなぜ二段がまえになっているのか?

それは・・・


左が延長キットMAX展開(二段目使用)時、右が普通のパックカート。
普通のパックカートより約30cm長くなります。
にしても、左側のカバン、なんか変ですよね???(と、わざとらしい誘導)

左側のカバンは、前回登場のカサラノ用バッグなのです。
パックカートをそのまま使うと、バッグ半ばに最上部の取っ手部分がめり込んでしまい、非常に使いづらかったことから今回の以来となったのでした。

踵もあたらず、快適にコロコロできるだけでなく、カバンが細身になり、階段などで持ち上げるのも非常に楽チンになりました。

カサラノデイなどで持参しますので、見てみたい/触ってみたい/持ってみたい方はお声がけしてください〜〜

カバンがよくなったので、ますます漕ぎにいきたいな〜





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2013年6月17日月曜日

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ジャパンカップ開催

遅くなりましたが、カヌースラロームジャパンカップ@揖斐川の開催要項です。
(各県協会には届いていると思いますが・・・)

http://www.canoe.or.jp/tournament/2013/ww4_sla5_japancup.html
Thumbnail by "HeartRails Capture" 

期限短くて申し訳ありませんが、たくさんのエントリーお待ちしています。
オープン参加も可能(中部選手権のみ)なので、お問い合わせください!

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2013年6月5日水曜日

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北陸から丹後へカヤックツアー 後編

カヤックツアー2日め。
薄曇り。時折小雨。微風。べた凪。
なかなかのコンディションの中、7:00には漕ぎ出し。

海況がよいので、この時点でゴールを由良川河口から天橋立に変更。
一気に黒崎の先端を目指し、半島を回ります。

黒崎につくと・・・
丹後半島が見えてきます。
そして、宮津湾を進むと・・・
天橋立。

ここまでくると、山の形や木々、町の佇まいといったものが、常神半島や小浜周辺とは変わってきます。一応京都なので、「雅」なのでしょうか?

そして、ゴール。
(注:琵琶湖の今津浜あたりではありません)

天橋立の「根っこ」に上陸、邪魔にならぬよう、すみの方で艇を分解・パッキングし、北近畿タンゴ宮津線・天橋立駅から帰路につきました。

いよいよ、ツアーの続きをやるなら丹後に突入です!!

■ツアーデータ
2日間総漕行距離:48.6km
2日間総漕行時間:10時間56分
2日間総漕行平均速度:4.4km/h(写真撮影・小休止含む)



より大きな地図で 130601-02_hokuriku_to_tango を表示
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北陸から丹後へカヤックツアー 前編

6月はじめの週末は、海へツーリングに出かけました。
使用艇は K-Light。
1泊位のツアーであれば、十分なボリュームです。

JR 小浜線三松駅を下車、最寄りの海岸で艇を組み立て、出発準備。
スタート地点の福井県大飯郡高浜町は、北陸最西端の市町村とのこと。
今回のツアーは、西に向かうため、北陸から丹後にまたがることになります。
今回は同行1名。みなさんお忙しいようで、グループツアーにはなりませんでした。
とはいえ、少人数の方が小回りが効くので、一概にどちらがよいとは言えません。

2時間漕ぎ+昼休憩少々で、成生岬を通過。
海はべた凪ですが、この辺りは潮の流れの影響か、海面がざわついています。

成生岬の西側は、洞窟の宝庫。
あちらこちらに洞窟があります。冬の荒波は大変なことになるのでしょうね・・・

中には、「高島」のようにカヤックが通り抜けられるものも。

せっかくなので、通り抜けてみました。


こんな洞窟が無数にあり、のんびりまったり風光明媚なスポットに都度立ち寄るスタイルのツアーであれば、全く前に進まなくなるところです。

残念(?)なことに、今回は漕ぎにストイックな(?)メンバーで構成されておりますので、先にぐいぐい進みます。

初日は「博奕岬」というなんだかモノモノしい岬に近くの小さな集落に上陸。
小腹もすいたので、お菓子でも食べようかと商店がないか集落内をうろうろし、あげくに
「集落にお店はないね〜」
と地元の住民に言われてしまう始末。

仕方がないので、幹線道路経由で海まで戻ろうとすると・・・
丘の上に建物が。
民家にしてはシルエット、大きめの窓、まばゆい白熱灯の光がオサレすぎ。
これは何かある、とそろそろ本格的に減ってきた腹を抱え、引き寄せられるように丘を登ります。

すると、見えてきたのは・・・
http://www.fururufarm.com/
Thumbnail by "HeartRails Capture"

かくして、シーカヤッカーの正装のまま(PFDとスプレーカバーは脱ぎましたが)入店し、街着で正装の人々に混じって、美味しく「ディナー」をいただき、天候・海況・食事すべて申し分なく初日を終えたのでした。


後編に続く・・・
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2013年5月22日水曜日

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Granstream「カサラノデイ」開催のお知らせ


8/3-4で、今年もGranstream主催の「カサラノデイ」の講師をすることになりました。
今年は、毎年のリカバリー/ロールの2回分をキャンプ形式にて2日間みっちりやるスタイルになりました。(1日のみの参加も大歓迎です)

その名も「カサラノキャンプ」です。
(あんまり変わり映えしない??)

2011年の講習の様子:その1その2
2012年の講習の様子:その1その2

沈しても笑っていられるのは真夏だけなので、リカバリー/ロールをマスターしてしまいましょう。また、既にマスターした方も、ちゃんとリカバリーできるか?ロールできるか?の再チェックにはよい機会だとも思います。

お問い合わせ/お申し込みはGranstreamまで

http://granstream.jp/
Thumbnail by "HeartRails Capture"


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2013年5月15日水曜日

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Granstream試乗会


雨の講習会の翌日はGranstreamフェザークラフト試乗会でした。

前の日とは打って変わって、微風、快晴の快適な日になりました。
Photo by S.Ose

湖を眺めて、新規ユーザーさんの納品に立ち会い、なぜかスケボーにのり、時折カヤックに乗って、ゆっくり過ごしました。

Photo by S.Ose

嫁さんは試乗会のたびに乗っています。子供が小さいとなかなかツアーに行けないのが残念なところ。

今回は・・・
何気なく漕いでいる写真ですが・・・


息子のカヤックデビューとなりました。
 全くビビらず、手を伸ばして水面を触りたがり、船が進むと声を出して笑い、岸から見ていたユーザーさんに「あまりに堂々としていてふてぶてしいほど」といわれる始末。

脈ありですね〜。
いやいや、親バカ記事ですみません。







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