2014年2月4日火曜日

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2014 冬合宿 その2

日本海合宿2日目は大荒れの天気。
風、波、雪(時折霰)すべてが過去最強。

東映のオープニングみたいな海になっています。



これに吹雪の空がついた感じと言えば当日の様子が伝わるでしょうか・・・
(当日はこんな感じでした)

まずは、沖に出て恒例のうねり体験。
しかし、波高く雪が激しく吹き付け、艇を出すのが一筋縄ではないので一人づつフォローしながら出艇。

沖に出て、全員集合。集合したところを写真に撮ろうとパドルから手を離してカメラを出したさなかを横から突風に煽られ、沈しました。
パドルも手に持っていなかったので、あえなく脱艇。
パドルはすぐ確保し、艇に手を伸ばしてデッキのラインを掴んで艇を確保しようとした瞬間、再び突風が吹いて・・・
艇が風下に逃げた!!
空荷&ずんぐり型のK-Lightは風を受けやすいようで、ものすごい勢いで流されていきます。わたしは身一つで(パドルとカメラ持っているけど)厳冬の日本海の沖合1kmに一人ぼっち!!

とりあえずパドルは持っていると邪魔なので、両手で持ってクロールっぽく動かして推進力の足しにして艇に向かって泳ぎました。
とはいえ、泳ぐスピードとほとんど変わらない勢いで艇が流れていくので、5m先の艇になかなかたどり着けません。
周りを見ると、風下でガイドのOさんがカメラを持って撮影中。
(たぶん、この動画

これ幸いと大声を出して艇の確保の依頼。
声が届く範囲で助かりました。

無事艇を確保してもらい、再乗艇。
「あわてていませんでしたか?」
あわててパニックにはなっていませんでしたが、アドレナリンがドバドバ出ているのがわかりました。
後方で一人だけの時とかでなくて、本当によかったと心から思います。
あと、写真撮影するならパドルリーシュをつけていた方が良いですね。
パドルが確保できれば艇も確保できますし、万が一流してしまっても、パドルが抵抗になって艇の漂流速度が多少は遅くなるはずです。

岸辺まで波が入ってくること自体が珍しいので、
沖でのウネリ体験の他に、サーフゾーンでの離岸/着岸の練習を行いました。


Movie from Granstream / Paddler: K.K.


シーズンによってコンディションが異なるため、体験できるメニューは一つとして同じ者がありません。
しかし、今年は今年で充実の日本海合宿を終えることができました。

さて、これで本格的に年明けです。

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2014 冬合宿 その1

もろもろ家庭の事情により更新が遅れましたが、
3週間を経てようやく掲載です。

2014年の初漕ぎは、毎年恒例の日本海合宿でした。
今年の合宿日程の週末は、荒れ模様の予報。
大ウネリやメンタル的なプレッシャーに慣れるという合宿の目的にはぴったりですが、さてはてトレーニングになるかどうか。

土曜日。
予報の割りには、快晴にして波低し。
海も波長の長いウネリ(遠くで発生したウネリである証)が力強くも静かに寄せるのみ。
今回の拠点の若狭少年自然の家から湾外にでて数キロの沖の石までショートツアー。



沖の石までは横風。
横風時に遮蔽物がない区間で舳先を目的地に向けて漕いでいると、風下にすこしづつ流されます。
こういう時は、舳先を目的地より少し風上に向け、風上に上がりながら漕げばよいと知りつつも、話し込んで漕いでいるとついついそんなことは忘れてしまいます。
が、技術を使うべき時に自然と使えないのでは、技術が身についているとは言えないので、漕いでいるときは常にに気を配っている必要がありますね。

沖の石からの岐路はきちんと進路をキープし、時折セルフレスキューの練習をしつつ出発地までパドリング。セルフレスキューで体が冷えてしまったこともあり、軽めのメニューで初日は終了。


早速、夜の大人モードに入ったのであります。

2日目に続く・・・

Movie from Granstream


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