都合により、土日2日のみの弾丸参加です。
うーん、相変わらず弾丸ですね…。
「サバニ」は琉球諸島に伝わる外洋小舟で、櫂や帆もしくはその両方を使って航海する舟です。
交易や、漁をする舟として使われてきました
行ってみれば、「沖縄のカヌー」なのですが、ポリネシアのカヌーとは異なり、伝統的なサバニにはアウトリガーがなく、高度な操船技術を求められます。
ということは、裏返すと運動性能がとても高い舟である、ということです。
現在は、漁船としてはエンジンをつけたものが少し残っているくらいで、実用として櫂と帆で使用されている例はほとんどありません。
しかし、2000年の沖縄サミット以降続けられている「サバニ帆漕レース」の効果もあり、一度は消えかけた伝統の技術が受け継がれ続けています。
カヌー乗りとして、やはりここは日本のカヌーも知っておかねば、という好奇心と、実際にサバニ帆を参考にしたセールをフェザークラフトのカヤックに取り付けて乗っている者としては、是非とも詳しく知っておきたいと思っていたところに、開催のお知らせを受けました。
3日開催中2日のみの参加でしたが、座学あり、漕ぎあり、帆漕あり、舵取りあり、の充実した塾でした。
使用した「ニヌハ3号」4−5人のりのサバニです。 |
塾長 仲村忠明 の説明 |
漕ぎの練習。グリーンランドパドルでの漕ぎに近い。 |
交代で海に漕ぎだします |
艤装して、帆漕も練習。帆のコントロール、舵取りも。 |
合宿所では当日のビデオを見て振り返り |
近くの長良川には木造の鵜飼舟があり、まだまだ細々とながら日本の伝統和船文化も残っているようです。
伝統が消えないよう、カヌー乗りとして関わっていける範囲で、日本の舟文化にも関わっていけたらと考えております。
まずは、漕ぐぞー!
エーク(サバニ用の櫂)も作るぞー!
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