2024年のゴールデンウィークは、仁淀川ツーリングに行ってきました。
天気も良く、川もよく、最高のツーリング日和でした。
宿泊は、仁淀川ぞいの「本村キャンプ場」
翌日、ここから仁淀川を下って、「日ノ瀬キャンプ場」までツーリング。
ファミリーで下るにはちょうど良いレベルの川でした。
1人で下るには、小学校高学年くらいにならないと難しいかな。
恒例の日本海合宿に行って来ました。
海況がよく、よくない(?)コンディションだった去年とは打って変わり、
ちょうど低気圧が近づいていたこともあり、気温水温はほぼ1桁、海上は時折10mを超える突風、ウネリと風波が混じった不規則な波、時折横殴りに叩きつける雨や雹といった、なかなかの良い(?)コンディションでした。
しかしながら、過ぎたるは…と言うやつで、冬合宿史上1、2を争う最強(最凶?)コンディション出会ったため、沖にはでられませんでした。
向かいから突風が吹くと、雪と巻き上げられた海水でできた白い壁がだんだん迫ってくるのが見えました。パドルと体にうける風圧で、前に漕いでいてもジリジリと後ろに押し戻されてしまいます。パドルの刺し方が甘いと、リバースで漕いでいるのか?と言うくらいのスピードで後ろに走ります。横から受けたらどうなるかはあんまり想像したくありません。
こんな状況なので、沖までは出ず、岸から数百メートルくらいまでの範囲でトレーニングしました。
荒天の中、レスキューの必要もあったり、サポート側にもキッチリ負荷がかかる、よいトレーニングになりました。
津波報道を見た後でわけもなく少々ビビり気味だったのですが、海に出ればいつも通りスイッチが入ってキチンと対処できることがわかり、安心しました。
翌日は都合で参加できなかったのですが、ほどほどのウネリで、キッチリ復習できたと聞いています。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
1週間ほどお休みをいただいて、息子と瀬戸内海を漕いできました。
父ちゃんは有給、息子は小学校お休みです。
島伝いに1日10kmから15km漕ぎ、夜はキャンプ場、オープン前の海水浴場、無人の浜でキャンプして5日間ほど瀬戸内海を漂ってきました。
息子が小学校6年生になったら、子供にはちょっと長めの「旅」のようなことをしようと数年前から温めてきたので、ようやく決行の時が来ました。
中学生になると、部活だのなんだので自分の世界ができてしまう(できないと困る)ので、6年生が子供過ぎず大人すぎずでちょうど良い時期かな、と思っています。
電車を乗り継いで、岡山県玉野市の宇野駅に到着。先に宅急便で送っておいた荷物を回収し、買い出しを行い、海辺のキャンプ場へ。翌日の出発に備えます。
使用したカヤックはフェザークラフトK2。息子はバウマン。バウ側がどうしても浮き気味になるので、前半分に重い荷物をできるだけ乗せて、風や潮に煽られないようにセッティングしました。
初日は宇野港の端から出発。初日は後半に潮の流れの早い箇所があるので、様子を見つつ進みます。
港口に大きな船が止まっていると思うと、フランス国旗を掲げたクルーズ船らしき船が。
それほど大きくない港町にしてはフランス語をよく耳にすると思ったら、ここから皆さん降りてきていたんですね。
2人艇は大人2人で漕ぐと1人艇の1.3倍くらいのスピードが出ますが、1人で漕ぐと0.6倍ほど、子供は大人の50%も漕力にならないので、1人艇の80%くらいの巡航速度を想定して行程を組み立てました。
また、体力的にも漕ぐ時間も大人の半分程度です。
初日の1番の難所、井島水道横断。6月の大潮は年で一番潮汐差が大きいので、年で一番流れているはずです。井島の南端から豊島に向かって横断をしたのですが、漕ぐスピードと同じくらいの速度で流され、あっという間に豊島の北側まで着いてしまいました。
ここで、大きな川のエディーラインのようにうねる潮目に遭遇。
三角波がバウデッキを洗い、6mの艇がグラグラと動揺します。
川で波立つ水面に慣れている息子は平気で、それどころかバンザイして奇声をあげて喜ぶ始末で、漕がないと流されるだろ、ちゃんと波を抜けるまで漕げ、と叱咤激励しつつ、潮目を漕ぎぬけました。
この後もいくつもの潮目や潮流でできる波に遭遇しますが、初日の難関を乗り越えると、体が海のリズムになじみ、今回の旅のペースが掴めてきました。
上陸してからは、天気が悪くない限り上陸地周りの散策しました。
息子は生き物にあまり興味がなく、釣りをしたりはしないのですが、散歩が好きなので、上陸してひと段落したらひと段落、天気が良い日は小一時間、うろうろとあちこちを見て回りました。
普段生活している町と、瀬戸内海の島ではだいぶ雰囲気が違うらしくズンズン歩いて先を見たがっていました。
キャンプといえば焚き火なのですが、今回は雨もあり1度しかできませんでしたが、無人の浜で心ゆくまで楽しめたようです。
先客が残した炭をぜーんぶ白い灰にするまで、燃やして堪能し尽くしました。
2日目の難所は、豊島と鹿島の間で、時折フェリーが往来しています。
大人同士のツアーとは異なり、スピードが出ないので船が見えてから対処していては対応が遅すぎる可能性があります。時間が近いフェリーをやり過ごしてから、遠くにも船影がないか気を遣いながら島を渡りました。
海況も心配でしたが、大人よりも動きが鈍くなる分船をどう避けるかをかなり心配していましたが、焦らず行けば無用にビビる必要がないことがわかり、一安心です。
先にもいくつか湾を横断しなくてはならないので、渡る時に考えるべきコツを掴めたようでした。
準備日と撤収日を入れて6日間のうち、2日は雨に降られました。
それでも、2日とも降り出しが午前遅く、翌日には止んで天気が回復したので、濡れ鼠で一日過ごすようなこともなく、雨もまた良し、的な気分でいられました。
ところが最終日はただの雨ではなく、低気圧が近づいてくる予報で、風も強くなる見込みでした。そのため、最終日はいつもよりも1時間早く出発。終日向かい風。思っていたよりも進まなかったのが向かい風で、向かい風の日は、息子も1日漕いでくれたのですがそれでも1人艇の時の70%くらいの巡航速度でした。
風がそれなりに強いため、直線的に目的地に向かうのではなく湾に沿って漕いだりしつつも、13時前には最終目的地に到着。
浜について、早々にテントとタープを張ると、早速雨が降ってきました。
低気圧本体が近づいているようで、ボツボツと大きな雨粒がタープを叩く音に包まれました。
そんな中、息子は読書、大人は雨でも眺めながら余裕でコーヒーを淹れて飲んでいると、今度は風向きが変わったせいで、海から強風が吹いてきました。
テントはびくともしませんでしたが、タープは砂地用のペグに負担がかかりすぎるようで、風に負けて引き抜かれてあえなく倒壊。
飛ばされないように丸めて荷物に押し込み、テントの中に逃げ込みました。
そんなこんなで最後の焚き火も出来ず、テントの中で炊事&夕食。
夜が更けてくると、低気圧が遠のいたのか風も収まり、静かな最後の夜を過ごせました。
翌朝、後ろ髪を引かれつつも撤収し、帰路につきました。
帰りは小豆島から神戸までのフェリー。
息子は大きな動力船に乗るのが初めてで、大いに満喫したようでした。
この後、息子の乗り鉄熱が爆発し、新幹線では帰らず普段は乗れない私鉄の急行を使って帰るなど、身一つで海を楽しんだ後は文明の利器も味わい尽くして1週間を終えました。
…船と電車旅で、それまでのカヤック&キャンプの印象が薄れていないか父は大変危惧しています。。。
息子とサシで一週間いることはなかなかないので、面白い体験ができました。
息子の成長した姿が、とか、今後の人生について、といったいわゆる旅で一皮剥けた系の何かがあったわけではありませんが、なんとなく、子供っぽい行動の中にも時折しっかりしているところが見え隠れして、自分の子供がこれから少年になっていくんだなー、と感じさせる1週間でした。
父親かつ大人の一シーカヤッカー的にはもっと長く遠くまで見知らぬ海をガツンと長旅がしたかったのですが、家庭や会社の都合も考えると、これくらいの期間と距離が限界だったのかな、と思っています。
息子については、一緒にいるとついつい面倒を見過ぎてしまうので、いい感じで放置しつつ、ちょっと構いつつでこの後の中高生6年間過ごして、それなりの青年に成長して、自分がしたいこと見つけてできるようになってくれればと願っています。なかなかうまくはいかんけど。
今回の旅では、いろいろな方にお世話になりました。
キャンプしている父子を暖かく(?)見守るまたは放置しておいてくれた地元の皆さん、春先に下見ツアーと称してこの界隈を漕ぎに来た時に同行してくれたカヤック仲間の皆さん、フィールド選定のヒントを含め、さまざまな情報を提供してくれたグランストリーム大瀬さん、ありがとうございました。
最後に、留守を守ってくれた妻と娘、父母にも感謝します。
毎年恒例のグランストリーム冬の日本海合宿。
今年は都合により1日だけの参加でした。
1日だけだけれど冬の日本海の荒波を堪能するぞ!と気合入れていたのですが、当日はまさかのベタ凪。
おまけに季節外れの暖気と霧雨。
非常に良くない(?)コンディションでしたが、こういうときは基礎的な技術を細かく丁寧に復習する良い機会です。
1日みっちりリーンとラダーの練習をしました。
技術の講習を何年もやっていますが、毎回新たな発見があります。今回も改めてリーンの練習をしましたが新しい発見がありました。
次の日はうねりが高くなり日本海合宿だしいい練習ができたと聞きました。
前の日の練習の実践ができたそうで、雨の中の地道な練習が効果を発揮したようです。
今回は二日間参加できない私の代わりに大島造船の大島さんがヘルプスタッフで見えていました。FRP製のカヤックのコンストラクションや艇の形状の話など大変マニアックな話で盛り上がりました。またご一緒しましょう。
ご参加の皆さんお疲れ様でした。
2022年の6月、Granstreamの ツアーで、津軽海峡を漕いできました。
今回の目的は北海道。
今回はテールガイド(いわゆるシンガリ役です。リーダーが先頭なので、後方からメンバーや周囲にに異常がないかフォローする役目ですね。)で参加させてもらいました。
渡れるか渡れないかは、天候と海況にかかっています。
青森空港に降り立つと、1ヶ月くらい前の気温でした。一枚多めに着込んでおいて正解でした。
メンバーが続々集合。レンタカーで宅急便の営業所留めにしておいたカヤックと荷物を受け取ります。
全員、フェザークラフト社(現在は操業終了)製のK1またはヘロンという大型ツーリング艇の船団です。しかし、全員1人艇なので、リスクマネジメントができているかが成否を分けることになります。
この時点で、天気予報を見る限り海況と天候がよくて渡れるチャンスは、最高でも2回しかないことが判明。
長い停滞もありうるため保存が効く食料の調達後、今日は出発地で一泊し、装備を整えます。
艇を組み立て、お昼前に出発。海況渡り出発地まで移動します。
本日のゴール近くなると、風が強くなってきました。風は西から北の風。
日本海側は風浪で真っ白です。。
夕方には風が止む予報ですが、あまりの海況に一同、ひきつった笑いをするしかありません。。。。
夕方。予報通り風が収まりました。予報では、これから明日の午前中までは風が落ち着き、午後から東の風が吹く予報です。
このまま明朝津軽海峡を渡るにはメンタル的なリスクが高いということで、少し様子を見に津軽海峡へ漕ぎ出すことにしました。
少し風うねりが残っているくらいで、絶好のツーリングコンディション。
前途に希望を持てたので、全員、気合が入ります。明日は3:30起きなので8:30には就寝。
大潮。風は弱い南風。晴天。(当日の天気)
停滞中にミーティングを開き、津軽海峡を渡る準備段階、プランニング部分や実際に漕いだ内容、装備、今後の展開について振り返りと反省会、情報交換を行いました。
事前に渡れないような海況だった場合のプランBを用意したり(これはリーダーからの指示)、上陸ポイントの事前リサーチなどしてありました。
実際に横断を終え、ミーティングで話していくと、考えていなかった点、ドンピシャで考えていたことが当たった点両方があり、収穫が多い旅となりました。
なかなか1週間を超える海旅には行けませんが、これを糧に次の旅はまたレベルアップできたらな、と思います。より難しい場所に行きたいというより、より充実した旅感があるカヤック旅ができたらな、と思っています。
日毎で色分けしています。
また、スマートフォンのGPSログソフトで取得していますが、一部ログが取れていない区間があります。