使用艇は K-Light。
1泊位のツアーであれば、十分なボリュームです。
JR 小浜線三松駅を下車、最寄りの海岸で艇を組み立て、出発準備。
スタート地点の福井県大飯郡高浜町は、北陸最西端の市町村とのこと。
今回のツアーは、西に向かうため、北陸から丹後にまたがることになります。
今回は同行1名。みなさんお忙しいようで、グループツアーにはなりませんでした。
とはいえ、少人数の方が小回りが効くので、一概にどちらがよいとは言えません。
2時間漕ぎ+昼休憩少々で、成生岬を通過。
海はべた凪ですが、この辺りは潮の流れの影響か、海面がざわついています。
成生岬の西側は、洞窟の宝庫。
あちらこちらに洞窟があります。冬の荒波は大変なことになるのでしょうね・・・
中には、「高島」のようにカヤックが通り抜けられるものも。
せっかくなので、通り抜けてみました。
こんな洞窟が無数にあり、のんびりまったり風光明媚なスポットに都度立ち寄るスタイルのツアーであれば、全く前に進まなくなるところです。
残念(?)なことに、今回は漕ぎにストイックな(?)メンバーで構成されておりますので、先にぐいぐい進みます。
初日は「博奕岬」というなんだかモノモノしい岬に近くの小さな集落に上陸。
小腹もすいたので、お菓子でも食べようかと商店がないか集落内をうろうろし、あげくに
「集落にお店はないね〜」
と地元の住民に言われてしまう始末。
仕方がないので、幹線道路経由で海まで戻ろうとすると・・・
丘の上に建物が。
民家にしてはシルエット、大きめの窓、まばゆい白熱灯の光がオサレすぎ。
これは何かある、とそろそろ本格的に減ってきた腹を抱え、引き寄せられるように丘を登ります。
すると、見えてきたのは・・・
Thumbnail by "HeartRails Capture"
かくして、シーカヤッカーの正装のまま(PFDとスプレーカバーは脱ぎましたが)入店し、街着で正装の人々に混じって、美味しく「ディナー」をいただき、天候・海況・食事すべて申し分なく初日を終えたのでした。
後編に続く・・・
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