2017年1月30日月曜日

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冬の日本海合宿その2

今冬は、初の日本合宿2連投!
一度にたくさんのユーザーに来ていただくことができない企画とはいえ、まさか2連投するニーズが出る企画になるとは!
とりあえず、ものすごいうねりを体感しよう、で始めた初回からはすっかり内容も意味合いも深い企画になりました。

今回は、前回の「海に出たらあかんやつや」感も落ち着き、(とはいえ、普通にツーリングだったら海に出たらあかんレベルですが)逆にしっかりと長屋のようなうねりを体感できるコンディションでした。

艇も冬合宿で乗り慣れたKライト。
艇が小さいのでレスキュー時の取り回しが良く、風に煽られることもないのでこういう時には使いやすい艇です。
今回は、関東からグリーンランドに行った山口くんも参加。
真冬の日本海合宿で、夏の最高気温がヒトケタ℃しかないだの、漕いでるハナから海が凍りだすことがあっただのという話を聞けたのも、味わい深いものでした。

今回ははっきりしたうねりが出ていたので、うねりの中での漕ぎがメイン。
みなさん向かい風、向かい波は平気なのですが、うねりの中にとどまったり、追いうねりの中を漕ぐのは苦手なようです。
艇のスピードより速い波の中では艇が不安定になるので、骨盤を滑らかに動かして波を「いなす」必要がありますが、なかなかその感覚に慣れるには時間がかかります。
コツはいくつかありますが、まずはエアスポンソンに頼らずに艇の傾けを維持することを心がけましょう。
まずは、意識することから。レベルアップはそこから始まります。

追いうねりの中をゆくKライト。
Photo by S. Ose
もちろん、恒例のセルフレスキューも行いました。
こういう時に冷静にできてこその技術です。冬の日本海での一回の再乗艇は、夏の琵琶湖での10連続以上に匹敵します。
しかし、本当にこの技術が必要になるのは「ヤバい時」です。
万が一の時に備えて、最後の命綱、セルフレスキューは完璧に仕上げておきましょう。

冷たい海、厚着で動かない体、かじかむ手。
それでも、一発で決めましょう!
Photo by S. Ose

室内での漕ぎのチェックも含め、技術とメンタルを見直す良い合宿になりました。
今年も充実したシーズンを送りましょう!

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