フェザークラフト K2の最終ロット生産の艇を手に入れました。
Feathercraft Kayaks Blogの告知とGranstreamの告知をみて後先考えず発注したものです。
やっぱりしびれる格好良さです。長い旅に出たくなります。
色はオリーブグリーン。
標準仕様で発注したはずが、スターンのペダルがピボットフットブレイスになっており、マストマウントも「台湾行き仕様」の特殊マウントになっていました。
今までのマストマウントだとハードに使用すると破損するため、特別過酷な環境で使用しても良いように考案され、かつ一般販売されていない形状のものなのですが・・・。
本気の冒険に出かけろってことが言いたいらしいです、ハイ。
スプリングボタンではなくピン留めです。
形状はともかく、今まで使っているキットのものが転用可能かどうかのほうが問題。
合わせてみると、ポールはマウントに納まるものの、スプリングピンのピン穴と現在の穴位置とが微妙に異なり、そのままの使用は不可。
ピンを刺す穴が見えないっす。
穴位置が近すぎるため新しい穴をあける訳にもいかず、マストの一番下のポールは新調必至です。でもフェザークラフトは操業終了。
ってか、そもそも操業再開後はセールキットの部品は扱っていなかった模様。
・・・作れってか???
なぜかメーカーにハードルを上げられている、不思議な状態です。
ボールは投げたぞ、ってことだと好意的にとらえたいところです。
とはいえ新艇は気分がいいもので、あちこちに潤滑油を塗りながら初めての組み立てを行うのは何度味わっても気持ちが昂ります。(もうこれが経験できない・・・ってのは今は言わないでね。)
しかし、新艇K2、あちこちが堅い。スムーズに組めない。
どうやら各部品に数ミリ単位のずれがあるらしく、あちこち干渉するようで、そのうちなじんで組みやすくなるようですが初めは全体的にきしんでいる感じ。
無理矢理はめ込んだりしたので、早速スキンに傷を付けてしまいました。orz・・・
アスファルトでこすって毛羽立ってる箇所が。(T...
2016年12月30日金曜日
2016年12月12日月曜日
晩秋の天気の穏やかな日曜日、友人と河原で焚き火して過ごしてきました。
相変わらず漕ぎたいばかりの私としては、カヌーも良かったのですが、日常謀殺されている友人から、「無心にぼーっとなりたい」リクエストが。
Toy'sBoxを繰り出して、いざ日帰りで焚き火ができそうな場所へ。
長良川は旧美濃橋袂の河原に到着。
ハイシーズンはバーベキューで賑わうようですが、この季節はガラガラ。
広い河原をおじさん二人で独占で火遊びです。
今日の河原はわしらのもの。
焚き火台、椅子、テーブルをだし、早速薪集め。
陽は穏やかで心地よく、風も弱くて体を動かしていると長袖シャツ一枚でいら...
2016年11月27日日曜日
2016年11月24日木曜日
2016年11月17日木曜日

非常に残念な知らせが舞い込んでから、創業者であるダグが作り上げた「フェザークラフト」ブランドの中身とは何だったのだろう、と考えてみました。
企業経営的なことをちょっと勉強していたので、ざっと思いつく限りで何が出てくるか興味があったもので。なお、超個人的なバイアスがかかっていますので、ご承知おきを。内容的には、ご自身で事業や商売をされている方からすると噴飯ものかもしれませんが悪しからず。****スキンカヤックとしても美しいカヤックである、とか、エクスペディションに耐えうる唯一のフォールディングカヤックである、ということは結果にすぎず、それを生み出せたものは何だったのか、ということに関心が向いています。日本人にとっては、「バンクーバー」や「カナダ」というキーワードもプレミアム感があるのかもしれないけれど、「作り手が高度な技量を持つパドラーで、絶えず改善を続け、新しいモデルを生み出し続けている」というところがフェザークラフトブランドのコアバリューなのではないかと考えています。もともとの初代K-1自体もかなり革新的な艇(エクステンションバーの発明!とか)であったうえに、現時点の高品質の維持ではなく、自分たちが過去にした改善も否定するレベルでの変更を継続して行ってきたことがフェザークラフトのすごさだと思います。
2代目K-1。初代との大きな違いはスプレーカバーの形状。
3代目...
2016年11月7日月曜日

フェザークラフトがカヤックの生産を終了するそうです。
Airlineシリーズの期間限定生産、K2の最終ロット生産、発注したカヤックの納品遅延、など、安定操業とはいい難い状況ではあるものの、全体的に流れができつつあるのだろうか…などと楽観的に考えていた矢先の一報だったので、とても驚きました。
目にした情報をくっつければ、今回の生産終了のそれなりの仮説は立つものの、そんなものはどうでもよいかと。
思えば、フェザークラフトデビューは10代終わり。もう少し若々しい趣味に興味を持っても良かったんではないか?自分。と最近は思う。
1995年製 K-1 北海道にて
この冬、カサラノ発表。
衝撃的なかっこよさに憧れ試乗するも、ウデがないと使いこなせないことに気付き競技に転向。技術を磨くだけのつもりが、しばらくどっぷりつかる。
カヌースラローム カナディアンシングルでレース中。2005年のジャパンカップ最終戦か、日本選手権にて。Photo...
2016年10月25日火曜日
先日、探検家・角幡唯介氏のトークイベントにお邪魔してきました。
主催は「登る人」。
主催の彼女がこのようなトークショーを開くようになったいきさつは、こちら。
これもなかなか素敵な話です。
話のメインが去年の北極極夜行準備とのことで、ナショナルジオグラフィックで彼の記事を読んでいた私としては、是非是非詳しく聞いてみたいところだったので・・・。
仕事で遅くなり、イベント開始ぎりぎりの滑り込みセーフでしたが、なかなか日本の冬では体験できないことばかりの話で、非常に興味をそそられました。
特に、どこにも出かけていないグリーンランドの村(シオラパルク)での毎日の生活の話。
毎日どこかに出かけている訳ではなく、天気や準備が整うまでは村にいて普通に生活している訳なのですが(当たり前だけど)、アザラシの腸を茹でたものを食べたり、村の若者と狩りに同行したりという何気ないけれども日本の生活からするとあまりないような出来事のディテールが、これまた面白い。
シーカヤックで、天候待ちの停滞のときに飲みに行ったお店が妙に忘れられない、みたいなものでしょうか。(ぜんぜん違う気もするが。)
記事になっている部分以上に、その行間や段落間の話を楽しませていただいた数時間でした。
実は、角幡氏、ここ20年くらいずっと私とすれ違ってきていたのですが、このトークイベントで初めてお会いすることができました。
なんせ、「空白の五マイル...
2016年9月7日水曜日

先日、リオデジャネイロオリンピックが閉幕しました。
カヌースラローム競技関係者を一番湧かせたのは、言うまでもなく羽根田卓也選手の歴史的な快挙。
毎日新聞Webサイトより
北京オリンピックの時の女子K-1 竹下百合子選手4位入賞の時もだいぶ湧きましたが、(そして自分もブログに書いていた)やはり、メダリストが出ると喜びも格別です。
特に、自分もこの種目でオリンピックを目指していた時期がある(Webページのプロフィール参照)ので、純粋に凄いと思う気持ち99.5%、あの場に立つのが自分でありたかったという気持ち0.5%の愛憎相半ば的な感情で感慨も人一倍感じているようにも思えます。トップを目指して競技スポーツをしていた人はある程度皆さんそうなのではないかと勝手に類推(邪推!?)していますが、どうなんでしょう?
マイナースポーツのトップ選手の快挙となると、まず話題になるのが本人の人となり、練習環境そして活動資金の話ですが、この辺はあちこちのメディアが放送してくれているので、ここでは敢えて述べません。
しかし、びっくりするくらいインタービュー記事とテレビ出演していますね!
カヌーは一般的な言葉になりましたが、「カヌースラローム」と「カナディアンシングル」、この2つの言葉がこれだけ知られるようになったのは彼の大きな功績です。
次に、競技環境の整備的な話になるのですが、これはこれで大事な話だし、現役選手だったら一番気になる話だろうし、レベルアップのための資本はできる限りしかるべきところから確保して投下していただきたいと思いますが、これは今後5年くらいを見据えてのことで、長く競技を盛り上げていける施策ではないと思っています。
(あ、ちなみに東京オリンピックは何らかの形でカヌースラローム競技に関わりたいと思っています。現時点ではあんまりアクションできていませんが。え?もう遅い?)
競技の継続的な発展、という視点で見た場合の課題だと個人的に思っていることは、以下2点。
・少子化によるそもそもの人口減(何でもそうですが、興味をもつのは人口の何%かだと思っています。そして、その割合はなかなか一定数からは増えない)
・メジャー/マイナー問わず様々なスポーツが存在する中で裾野拡大(カヌーに向いている子にはカヌーをやってほしい!東京都や滋賀県での取り組みがニュースになりましたね。)
何日か前に、こんなツイートをしました。
卓也の記事も気になるけど、端っこの記事も看過できず。
1日¥1000以内で練習できる海外レベルのコースも欲しいが、真の課題はパドルスポーツの裾野拡大。競技はそのなかの元気のいいひとがやるものだし。選手だけ増やしたりはできないよな…...
2016年8月23日火曜日
2016年7月25日月曜日
土曜日の夕方から日曜日の夕方にかけて、時間ができました。
翌日にかけて天気もよいようなので、土曜日に夕食、入浴を済ませて出発、目的地付近でキャンピングカーで車中泊、日曜日お昼過ぎまで遊んで帰ってこられる場所を脳内検索。
道の駅ガイド、大活躍です。
しばらく前から気になっていた九頭竜湖に出かけることにしました。
自宅からは約2時間、日帰りだとちょっと遠く、前入りして遊ぶにはちょうど良い距離です。
まずは、さっさと準備を済ませて、出発。
連休でもない普通の土曜日の道はすいており、予測通り2時間程度で九頭竜湖ダム下流にある道の駅 九頭竜に到着。
この道の駅は越美北線 九頭竜...
2016年7月19日火曜日
海の日の最終日は、子守りがてら川遊びに出かけました。
友人の刀鍛冶がイベントを開催していたので、グリーンプラザみやままで賑やかしに。
山の中のコテージと聞いていたので、若干野趣溢れる場所を想像していたのですが、結婚式も挙げられるおしゃれな場所でした。
芝生の広場も広々。野外ライブできそう。
貸別荘な様相のコテージ
イベントはほぼ終わりでしたが、コテージ村の脇には清流が流れており、このまま帰るには惜しい絶好の水遊びポイントとなっています。
水温は低く、(20℃以下)長い間は入っていられませんが、息子共々唇が紫になるまで遊びました。
水がきれいなので浅く見えますが、...
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