カヌースラロームのNHK杯とプレオリンピック(READY STEADY TOKYO 2020)の役員で葛西カヌースラロームコースに行ってきました。
役割はそれぞれ「Chief of Scoring」、「Assistant Chief of Scoring」で、英語でいうとカッコよさげですがいつもと変わらず集計担当です。
特に、NHK杯では集計主任だったので、海外の審判長や競技委員長、数名ですが審判(ITO/International Technical Officer = 国際審判員・国際技術役員)の方と直で試合運営を体験することができました。
一度Chief のポジションやると、オリンピックとはいえAssistantはつまらないです。
問題が起きない限り出番なし。よって、出番があるときは何かがあまりうまく行っていない時になります。
オリンピック本番は私のモチベーションのために誰か偉い人、なんとかしてください。
しかし、2017年や2018年の視察をしてきた運営をしている人たちの運営を当事者として関わることになり、彼らが重視していること、また、優先度は低いと思っていること、試合中の振る舞いなどを実際に指導されながらの2試合でした。
(本当に何度かツメツメされましたし、他の人のツメツメ現場にも遭遇しました。)
いやいや、日本よりアスリートファーストだなー、と思う部分もありましたし、そこは運営ファーストなんかい!と思う部分もありで、考え方の違いってこういうことなんだなー、と実感させられること多数でした。
細かな話は競技運営によりすぎるので、ここでは省きます。カヌースラロームのレース会場やお酒の席ででも聞いてください。
しかし、今回の2大会、運営の技術面によりすぎていて、「お・も・て・な・し」の片鱗も感じることができない大会でした。
世界のトップアスリートの漕ぎを生で自国で見られる・見せられる機会だったのに、とってもとってももったいない!
せっかく葛西臨海公園に内の観客席予定地が空いているのだから、カヌーや環境に関わるイベントをしたり(コンセプトだけ伝えてイベント運営は業者に丸投げすればできるはず)、世界のトップアスリートがきているのだから、カヌー連盟A登録会員(要するに公式戦に出場する選手・役員)の研修と称して観戦させてあげたりとかすればよかったのに。
他の競技でも同じような感じだったのでしょうか?
気になるところです。
2017世界選手権。会場奥には、ズラッと出展テントが。
2017世界選手権。
カヌーのVR体験コーナー。
ソフト面のレガシーについて、何も考えられていない・誰も考えていない感がありました。
人に来てもらえないと、ハードのレガシーも維持できないよ?
葛西のコースを使ったテレビ受けする企画案を考えているという噂を聞きましたが、それで今後やっていけると考えているところが前時代的な気がしてなりません。個人的には、競技の盛り上がり・発展と葛西のコースの活用についてはオリンピック後が大変不安です。。。
この辺りの考えや盛り上げ方、以下の本に面白く書かれています。
興味のある方はご参照ください。
オガールやバレーボールの話は参考になると思います。
競技が違うので、アイデア丸パクはできません。
というか、そういう心持の方は来ないでください。
(著者の1人、ぐっちーさん(※)は亡くなられてしまいましたが)
日本を殺すのは、誰よ!
著者...
2019年11月14日木曜日
2019年10月15日火曜日
今年も国体のカヌースラローム・ワイルドウォーター競技の競技役員に行ってきました。
今年は、茨城国体。
競技会場の様子や場所は去年のリハーサル大会でも行っているので、特に変わりはないのですが、やはり選手の緊張感というか、気合いは本大会とは別物で、今年はずっとピリピリモードでした。
まあ、県の代表として選手が競う国体は毎年そうで、それが良いところでも有り、諸処の問題の根源でもあるような気がしています。
途中雨に見舞われましたが、大きな支障もなく大会を全日程を終了できました。
今年は多少は余裕があったので、会場近くの袋田の滝に寄ったり、
帰りにサザコーヒー本店に寄ったりと...
2019年9月26日木曜日
9月末は、スペインで世界選手権があります。
東京オリンピックの予選を兼ねた世界選手権です。
日本の枠は開催国なので結果にかかわらずあるのですが、
メダルを狙うのであれば良い順位で枠を取りたいところです。
世界選手権開催の前年には、運営の練習というかチェックのために
ワールドカップが同じ場所で開かれています。
昨年の今頃は、東京オリンピックの運営準備のための視察に行っていました。
その時に今年の世界選手権のPRTシャツを買って帰ったのですが、その世界選手権がいよいよ今週末になりました。
1年、あっという間ですね。
1年着たら、だいぶくたびれてきました。
20年前、このコースでシドニーオ...
2019年9月2日月曜日
東京オリンピックのカヌースラローム会場である、葛西カヌースラロームセンターに行ってきました。
まだまだ工事中
現場感溢れる入口
今年10月に行われる、東京オリンピックのテストイベント「READY STEADY TOKYO」に向けての事前準備のためです。
「オリンピックのテストイベント」とは、オリンピック・パラリンピックの本大会の成功に向けて、競技運営及び大会運営の能力を高めることを目的として実施するものです。
(詳しくはこちら)
要するに、事前準備のための事前準備ですね。
そういえば、オリンピックのテストイベント、シドニーオリンピックの時は選手で出ていました。当時はワールドカップの最終戦が割り当てられていました。
検索したら当時のリザルトが残っていた!すごい!
なお、成績はぶっちぎりで最下位でした。。。
そりゃ、強い国のオリンピックでメダル取れるかもな選手しか来ないもんね。
それにしても、20年後は自国の運営側でテストイベントに関わるとは思ってもいませんでした。。。
で、当日は何をしたかというと、選手に集まってもらって模擬レースを行い、実際に成績を出すところまでのシミュレーションを行いました。
機材が世界選手権などで使用しているものに近くなったため、その機材の取り扱い方法の「オペレーショントレーニング」を行なったわけです。
まだ管理棟などが完成していないので、仮設テントで事務作業。
暑い!暑い!
実際に操作し、操作担当者と本部で意見交換します。
疑問点も潰しておかないと、本番では使えないのでみんな真剣です。
私も写真撮っていますが、真剣にやっています。。。
(疑われたら、誰かあいつは真面目に仕事してたと証言してください。。。<(_...
2019年8月12日月曜日
毎年お盆前後には、友人家族とキャンプに出かけるのですが、今年は子供が生まれたばかりなので、断念。
代わりに友人家族と息子と一緒に日帰りで水遊びに出かけました。
行き先は例年どおり奥琵琶湖ですが、あまりの混みようにいつもと場所を変えました。
テントがないだけでいつもと大して変わらない?
タープを設営して居場所ができると、子供たちはすぐに水の中へ。
自宅よりも気温が低く、風もよく抜けるので涼しく過ごせます。
いくら過ごしやすくても、子供達には水の中が1番楽しいらしく、食事とお手洗いで陸に上がる以外はずーっと水の中で遊んでいます。
息子、水中メガネ初体験中
夕方には、子供達...
2019年7月30日火曜日
梅雨明けしたので、息子と近所の長良川にカヌーに行きました。
息子は春にフィッティングしたポリ艇、私はスラローム艇。
台風の影響で増水気味なので、川岸近くもそれなりに流れていました。
本人的には楽しくカヌーを漕いでいるだけなんですが、強制的に漕ぎ上がりの練習をさせられている息子。
やっぱり疲れるらしく、数百メートル進むのに5回くらい休憩していました。
艇がでかい上によく回るので、行きたい方向に艇を進めるのは結構難しいはず。
このまま今年の夏何回か漕げばしっかりしたフォワードストロークができるようになるのではないかな?
小一時間漕いで、川で泳いで遊んで、沈脱の練習して、本日は終了。
...
2019年5月10日金曜日
GW前半は滋賀県奥琵琶湖畔の知内浜オートキャンプ場でキャンプ。
が、真冬並みに風が強く、3月下旬並みに気温が低く、なかなかのコンディションでした。
雨が降らなかったのが救いです。
しかし、キャンプブームなんですね。
全区画満員御礼でした。
のどかに見えますが、タープの裾を低く張っているあたり、完全に強風対策です。
残念ながら、この日はカヌーに乗れず。
友人の子供達も残念そうでした。
毎回、焚き火台で夕食を作った後は盛大に焚き火をするのですが・・・
今回は火の粉が飛ばないように焚き火も小さめ。
実は、小さく絶やさずに焚き火を続ける方が大きくするよりも難しいのです。
...
2019年5月1日水曜日
本部役員として参加して来ました。
担当は集計です。
大会ハイライト動画。
外ではオリンピック予選派遣をかけた熱いレースが展開されていました。(結果はこちら)
集計本部内では、新しい集計システムを使用しての初の大会で、こちらも最後まで気が抜けない大会でした。
集計本部はますますPCとモニターが増えています。
成績掲示ブースにも表示された、速報モニター
今回の大会は無事終了できました。
選手、役員の皆さん、お疲れ様でした。
代表に選出された選手の皆さん、おめでとうございます。
オリンピック予選、健闘を期待しています!
ワールドカップや世界選手権で使用された仕組みを...
2019年4月14日日曜日
去年、息子(現在7才)がなんとかKライトをチャプチャプ漕げるようになったので、今年はちょっとどこまで漕げるようになるかガッツリ乗らせて見ようと思っています。
ほんとは、JacksonKayaksのFun1.5あたりを買おうと思っていたのですが、発注時期と入荷が合わず、今年度は断念。
なんか良いアイデアはないものか、できれば投資は少なくしたいなー、、、とつらつら考えていたら、ふと閃きました。
ちょっとでかいけど、乗れそうなフネ、あるじゃん。
これ。
2008年に買ってC-1にしたけれど、最近全然乗っていない、JacksonKayak Star。多分、06か07モデルだと思う。
で、...
2019年2月27日水曜日
2月のある週末、自作セーリングキットのテストを琵琶湖で行いました。
1昨年に1人艇(Heron)のために作って、瀬戸内ツーリングでテストしたキットをそのまま2人艇(フェザークラフト K2)転用しました。
今回の大きな目的は、
サイドのポンツーンなしでどこまで攻められるかを探ること
です。
マストはウィンドサーフィン用のカーボンマストで、自作のベースと合わせた高さが約420cmくらいです。
帆は1人艇用を使用します。2人艇用はどう見てもでかすぎるので。
Feathercraft Heronに装着した状態。ポンツーン付き。
今回はサイドのポンツーンがないので、人間の体重移動...
2019年1月23日水曜日

気がづいたら、今年でGranstream 冬の日本海合宿、10年目でした。
企画の発端は、2008年の秋頃にGranstreamでカヤック話に花を咲かせているときに、
(以下、Granstream大瀬さん:大)
大「冬の日本海、超でっかいウネリがこう、グワーンときてすごいんですよー」
オレ「まじっすか?それ、漕いでみたいです。」
大「まじですか?行っちゃいますか!うーん、しかしどうしよう…」
…的な会話があって(確か)、1月初旬、宿をベース、ドライスーツ必須という原型ができて開催されたのが初回でした。
2009年(初回)
2010年
2011年 体調不良で参加できず(涙)
2012年
2012年まではユーザーの1人として参加していたのですが、2013年からは、サポートスタッフとして参加させていただくようになりました。それに合わせ、小回りが利くK-Lightに使用艇を変更しました。
2013年
2014年 その1...
今年も恒例、Granstream主催の冬の日本海合宿にサポートスタッフとして行ってきました。
さてさて今年は…
なんと、春かよ!!って位のポカポカ陽気でした。
気温10℃。無風。快晴。
裸足になって海に入って見ました。
確かに、冷たいは冷たいのだけれど、足をつけて気持ち良い感じ。
過去一番の穏やかなスタートです。
さすがに沖まで漕ぎだすとウネリが入ってきましたが、例年の半分のサイズもないくらいです。
こういう時は、基本技術のおさらいをみっちりやります。
求めているラフコンディションの時は、基本技術がどうとか言っていられるような状況じゃなくなるため、海が荒れていないと意義がな...
登録:
投稿 (Atom)