2014年8月17日日曜日

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カサラノキャンプ

夏の定番講習会、カサラノキャンプを今年も行いました。
元はと言えば、フェザークラフトカサラノ」を乗りこなすためのこの講習会も、すっかり技術講習会として定着してきました。

4度目の夏の講習会も、やっぱりセルフレスキュー(再乗艇)。
ツーリングでは、体勢の立て直しに失敗しても、ロールに失敗してもまだ笑っていられますが、再乗艇に失敗すると命に関わってきます。もちろん、再乗艇が必要になりそうな状況では漕ぎ出さなければ良いのですが、そういう状況になってしまうことはあり得る訳で、備えあれば憂いなしとはまさにこのことです。

今年は曇り空。南風による、波高5〜60cm程度のウネリが入る中での講習となりました。
終日こんな天気でした。
鏡のような水面では余裕で再乗艇ができても、少しでも波があると格段に難易度が上がります。しかし、実際にひっくり返り、再乗艇が必要になるのはこういった状況なので、波があっても風があっても、素早く1度で決められるようになっておく必要があります。
なぜ1度なのか?やり直せばやり直すほど体力を消耗するため、体力を使い切ってしまわないためにもサクッ決められる必要があります。
なぜ素早くなのか?かかならずしも夏に転覆するとは限らないため、早く冷たい水中から脱出して体力を消耗したいようにするためです。

素早く再乗艇するには、コクピットの後ろではなく、コクピットに直接飛び乗れた方が早く完了します。
体力や体格によっては、どうしてもコクピット横で乗れない場合は仕方がありませんが、できる限り再乗艇の一連の動作が素早く終わるように何度も繰り返し練習をしました。
こけては乗り込み、の繰り返し。
適時、毎年のようにリカバリーやロールの練習を挟みつつ、今年も徹底的に再乗艇を練習し、ささっと乗れるまでになれた参加者、課題を持ち帰った参加者それぞれで無事2日間の講習を終えました。

今回、過去3年間の参加者はほとんどおらず、新しいユーザー様がほとんどでのカサラノキャンプになりました。これからも毎年夏はキッチリセルフレスキューの講習をやっていきますので、自分(達)でカヤックの旅に出て行けるようになっていこうとお考えの皆さん、ふるってご参加ください!!

Thanks to Granstream

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