Feathercraft Kayaks Blogの告知とGranstreamの告知をみて後先考えず発注したものです。
やっぱりしびれる格好良さです。長い旅に出たくなります。 |
色はオリーブグリーン。
標準仕様で発注したはずが、スターンのペダルがピボットフットブレイスになっており、マストマウントも「台湾行き仕様」の特殊マウントになっていました。
今までのマストマウントだとハードに使用すると破損するため、特別過酷な環境で使用しても良いように考案され、かつ一般販売されていない形状のものなのですが・・・。
本気の冒険に出かけろってことが言いたいらしいです、ハイ。
スプリングボタンではなくピン留めです。 |
合わせてみると、ポールはマウントに納まるものの、スプリングピンのピン穴と現在の穴位置とが微妙に異なり、そのままの使用は不可。
ピンを刺す穴が見えないっす。 |
穴位置が近すぎるため新しい穴をあける訳にもいかず、マストの一番下のポールは新調必至です。でもフェザークラフトは操業終了。
ってか、そもそも操業再開後はセールキットの部品は扱っていなかった模様。
・・・作れってか???
なぜかメーカーにハードルを上げられている、不思議な状態です。
ボールは投げたぞ、ってことだと好意的にとらえたいところです。
とはいえ新艇は気分がいいもので、あちこちに潤滑油を塗りながら初めての組み立てを行うのは何度味わっても気持ちが昂ります。(もうこれが経験できない・・・ってのは今は言わないでね。)
しかし、新艇K2、あちこちが堅い。スムーズに組めない。
どうやら各部品に数ミリ単位のずれがあるらしく、あちこち干渉するようで、そのうちなじんで組みやすくなるようですが初めは全体的にきしんでいる感じ。
無理矢理はめ込んだりしたので、早速スキンに傷を付けてしまいました。orz・・・
アスファルトでこすって毛羽立ってる箇所が。(T T)・・・
しかし、これまでだいぶ使い込んだ中古K-2を乗り継いできたので、とても新鮮な体験でした。また近いうちに組み立てよっと。
この10年で、3艇K2を乗り換えてきましたが、いよいよ年貢の納め時かと思うとちょっと寂しくなります。
これまで、
ティールグリーン(1995年製、デッキ張替え済。2007〜2013で使用。Hさん、かわいがってくれていますか??)
セーリングキット装着中 |
イエロー(2007?年製、2013〜2016で使用。Eさん夫婦でかわいがってあげてください。)
同じくセーリングキット装着。出航直前。 |
を乗り継いできました。(実は1990年代に新艇K2を勢いで買って持っていましたが、ほぼ乗らずに売却していますので、持っている数にはカウントせず。スラローム競技の活動資金にしました。)
最後の最後で新艇を手に入れられて、最高の気分です。(懐をみると気分が沈むのでみません)
この艇と一緒に、ファミリーカヤックから、こんなことまでしちゃうの?というようなことまで末永く楽しんでいこう、と改めて心に誓ったのでありました。
来年以降も楽しみになってきたぞー
オマケ
男児は段ボール箱大好きです。
初めまして、セールキットのマウントが合わないとの事。以前からK-2、K-1のマウントはセーリングでハードな使い方をすると、すぐにグラグラと緩んでしまいました。それで、私の場合、マウントの下から、3本のビスで補強したりしていました。4年ほど前?ダグが多良間島から石垣島に渡った時に、激しい上下の力にマストシャフトが壊れてしまいました。そこで考えてこの形になったのですが、もう一つ、ポールが上下しないようにポールの先からロープを張り固定する様に改良しました。補強するためにも、シャフトの一番下のパイプは2重になりました。
返信削除以前のシャフトと同じ径なのかどうか分かりませんが、もし穴をあけて使うとしたら、上にある滑車の所からロープを降ろし、上下しないように固定するのが良いと思います。
2年前に、私はオークションで、その3本のビスで固定した以前の形の物は(2番目、3番目の写真の部分)福岡の方に大変安く(他の部品も付けて)お譲りしました。恐らく予備として購入されたと思います。K-2でセーリングをされている方は限られていると思います。当たってみるのも一つの方法だと思っています。
投稿ありがとうございます。
削除最後期のマストトップからの紐は、振動防止だったのですね。なるほど、納得です。
マスト基部は、外径は既存と同じなので、大きな仕様変更は必要なさそうです。
材料については、実はマスト2段目が強風で曲がってしまっているので、ここから無事な部分を切り取って作る算段をしています。
2段目の予備は確保できましたので、どうにか復活できるかな、と思っています。
セーリングキット、希少品になってしまったのが残念ですが、永く使えるような形に持っていけたらよいですね!