2020年1月29日水曜日

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冬の日本海合宿

11年目の冬の日本海合宿にサポートスタッフとして参加してきました。

10年たって、私としては年が変わって一番初めのカヤック行事としてすっかり定着。
今年は、2週連続開催で2週とも参加しました。
しかし、海は、、、


穏やかです。
小春日和です。

かつての様な、鉛色の空、横殴りの雪、白い飛沫をあげて大きく崩れる大ウネリがないからといって、舐めてはいけません。

少し沖に出ると、初回は10mを超えるブローが吹きすさび、2週目は2mくらいのウネリがありました。
かつてと違うのが、そういった状況が1日しか続かないこと。
運よく2回とも初日が荒れたコンディションだったので、初日で課題を発見し、2日めの落ち着いた海でじっくり足りない技術や苦手な動きを練習することができました。
本当は、3日目があって、もう一回ここで荒れたコンディションになると練習の成果がみられるのですが、そんな都合よくいかないのが残念なところです。

さて、今年も1年息切れしない様にカヌーと付き合っていこうと思います。


オマケ
10年で一番変わったのは晩御飯かもしれません!
海鮮鍋に刺身!
参加の皆さんで持ち寄ったお酒!
美味しゅうございました。



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2019年11月14日木曜日

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NHK杯とプレオリンピックを終えての所感

カヌースラロームのNHK杯とプレオリンピック(READY STEADY TOKYO 2020)の役員で葛西カヌースラロームコースに行ってきました。


役割はそれぞれ「Chief of Scoring」、「Assistant Chief of Scoring」で、英語でいうとカッコよさげですがいつもと変わらず集計担当です。

特に、NHK杯では集計主任だったので、海外の審判長や競技委員長、数名ですが審判(ITO/International Technical Officer = 国際審判員・国際技術役員)の方と直で試合運営を体験することができました。
一度Chief のポジションやると、オリンピックとはいえAssistantはつまらないです。
問題が起きない限り出番なし。よって、出番があるときは何かがあまりうまく行っていない時になります。
オリンピック本番は私のモチベーションのために誰か偉い人、なんとかしてください。

しかし、2017年2018年の視察をしてきた運営をしている人たちの運営を当事者として関わることになり、彼らが重視していること、また、優先度は低いと思っていること、試合中の振る舞いなどを実際に指導されながらの2試合でした。
(本当に何度かツメツメされましたし、他の人のツメツメ現場にも遭遇しました。)

いやいや、日本よりアスリートファーストだなー、と思う部分もありましたし、そこは運営ファーストなんかい!と思う部分もありで、考え方の違いってこういうことなんだなー、と実感させられること多数でした。

細かな話は競技運営によりすぎるので、ここでは省きます。カヌースラロームのレース会場やお酒の席ででも聞いてください。


しかし、今回の2大会、運営の技術面によりすぎていて、「お・も・て・な・し」の片鱗も感じることができない大会でした。
世界のトップアスリートの漕ぎを生で自国で見られる・見せられる機会だったのに、とってもとってももったいない!
せっかく葛西臨海公園に内の観客席予定地が空いているのだから、カヌーや環境に関わるイベントをしたり(コンセプトだけ伝えてイベント運営は業者に丸投げすればできるはず)、世界のトップアスリートがきているのだから、カヌー連盟A登録会員(要するに公式戦に出場する選手・役員)の研修と称して観戦させてあげたりとかすればよかったのに。

他の競技でも同じような感じだったのでしょうか?
気になるところです。

2017世界選手権。会場奥には、ズラッと出展テントが。
2017世界選手権。
カヌーのVR体験コーナー。
ソフト面のレガシーについて、何も考えられていない・誰も考えていない感がありました。
人に来てもらえないと、ハードのレガシーも維持できないよ?
葛西のコースを使ったテレビ受けする企画案を考えているという噂を聞きましたが、それで今後やっていけると考えているところが前時代的な気がしてなりません。個人的には、競技の盛り上がり・発展と葛西のコースの活用についてはオリンピック後が大変不安です。。。

この辺りの考えや盛り上げ方、以下の本に面白く書かれています。
興味のある方はご参照ください。
オガールやバレーボールの話は参考になると思います。
競技が違うので、アイデア丸パクはできません。
というか、そういう心持の方は来ないでください。

(著者の1人、ぐっちーさん(※)は亡くなられてしまいましたが)


※ぐっちーさん:投資銀行家の山口正洋さん。詳しくはググってください。

もう少し突っ込んで私見を書くと、こういうビジョンを描ける人を連盟(連盟でなくてもいいけど、権限があるところ)でちゃんとお金を出して雇えるといいのでしょうが、どうなんでしょう。あとで元はきっちり取れると思います。
あ、だったら青天井の成功報酬でも良いのかも。

最後に、NHK杯の時の集計室のITOスタッフと写真を撮ったのでその紹介。

私の右隣のメガネの方が、Chief Judge(審判長)のSueさん。彼女、私が現役の頃から審判やっています。ご指導ありがとうございました。
その右隣の女性が、Assistant Chief JudgeのAlenaさん。彼女は、1999年に私がチェコに練習しに行った時に、コースで漕いでいた人(しかも、かなり上手だった)だと思うのですが、果たしてそうなのかな?
右端の方はVideo Judge のColinさん。2017年、2018年の視察でも現場にいらした記憶があります。



Karinさん(女性の方)夫妻。ITO歓迎会にて(リーチさん写真ありがとうございました)。Karinさん、2018年の視察の時は集計主任でした。(私が見に来ていたの覚えていてくれました!)今年はゲート審判だそうです。ITOの役割ローテーションも参考になります。日本でやるかどうかは別として。




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2019年10月15日火曜日

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エーク製作中。終わりは見えない。

セーリングカヤック用に作ろうと思い立ってから、もう、なん年前か忘れたくらいから置きっ放しになっているエーク用の材。

材料は樫です。

新居の棚など木工細工を作るついでに、ようやく形に切り出しました。

残るは整形。
気長に進めます。
いつ終わるんだろうか・・・




おっと、2016年6月に、切り始めた時の写真があった。。。

さらに、切り出したのが2014年であることが判明。。。

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茨城国体

今年も国体のカヌースラローム・ワイルドウォーター競技の競技役員に行ってきました。


今年は、茨城国体

競技会場の様子や場所は去年のリハーサル大会でも行っているので、特に変わりはないのですが、やはり選手の緊張感というか、気合いは本大会とは別物で、今年はずっとピリピリモードでした。
まあ、県の代表として選手が競う国体は毎年そうで、それが良いところでも有り、諸処の問題の根源でもあるような気がしています。

途中雨に見舞われましたが、大きな支障もなく大会を全日程を終了できました。

今年は多少は余裕があったので、会場近くの袋田の滝に寄ったり、


帰りにサザコーヒー本店に寄ったりと、茨城を楽しんで帰ってきました。


この大会から一週間もたたないうちに、台風19号により、会場となった久慈川が流れる茨城県大子町および近隣の市町村では、甚大な被害が発生しました。
自分が大会前後や期間中に通ったり見たりしていた場所が災害に遭ってしまった様子を、大会直後に映像で見て非常に心が痛みます。


被害を受けられた皆様には心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復旧を願っております。



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2019年9月26日木曜日

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世界選手権@スペイン

9月末は、スペインで世界選手権があります。
東京オリンピックの予選を兼ねた世界選手権です。
日本の枠は開催国なので結果にかかわらずあるのですが、
メダルを狙うのであれば良い順位で枠を取りたいところです。

世界選手権開催の前年には、運営の練習というかチェックのために
ワールドカップが同じ場所で開かれています。
昨年の今頃は、東京オリンピックの運営準備のための視察に行っていました。
その時に今年の世界選手権のPRTシャツを買って帰ったのですが、その世界選手権がいよいよ今週末になりました。
1年、あっという間ですね。
1年着たら、だいぶくたびれてきました。
20年前、このコースでシドニーオリンピックの予選に挑みました。
結果は振わず、オリンピックには行けませんでしたが、その時の経験があって今の自分があると思うと感慨深いものがあります。

今週末はネットの動画から離れられなくなりそうです!



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2019年9月2日月曜日

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葛西カヌースラロームセンター オペレーショントレーニング

東京オリンピックのカヌースラローム会場である、葛西カヌースラロームセンターに行ってきました。

まだまだ工事中

現場感溢れる入口

今年10月に行われる、東京オリンピックのテストイベント「READY STEADY TOKYO」に向けての事前準備のためです。
「オリンピックのテストイベント」とは、オリンピック・パラリンピックの本大会の成功に向けて、競技運営及び大会運営の能力を高めることを目的として実施するものです。
(詳しくはこちら

要するに、事前準備のための事前準備ですね。

そういえば、オリンピックのテストイベント、シドニーオリンピックの時は選手で出ていました。当時はワールドカップの最終戦が割り当てられていました。
検索したら当時のリザルトが残っていた!すごい!
なお、成績はぶっちぎりで最下位でした。。。
そりゃ、強い国のオリンピックでメダル取れるかもな選手しか来ないもんね。

それにしても、20年後は自国の運営側でテストイベントに関わるとは思ってもいませんでした。。。

で、当日は何をしたかというと、選手に集まってもらって模擬レースを行い、実際に成績を出すところまでのシミュレーションを行いました。
機材が世界選手権などで使用しているものに近くなったため、その機材の取り扱い方法の「オペレーショントレーニング」を行なったわけです。

まだ管理棟などが完成していないので、仮設テントで事務作業。
暑い!暑い!


実際に操作し、操作担当者と本部で意見交換します。
疑問点も潰しておかないと、本番では使えないのでみんな真剣です。
私も写真撮っていますが、真剣にやっています。。。
(疑われたら、誰かあいつは真面目に仕事してたと証言してください。。。<(_ _)>)


何事も慣れるまでが大変。
慣れたら、今度は慣れからくるミスがあるので大変。
選手とは違った大変さがあります。
でも、自分がやっていた競技の裏側、面白いですよ。
やっていたからわかることがたくさんあるので。

細かな技術的なことは省き、大枠の課題は把握できたところで今回の模擬レースは終了。
選手、スタッフ、オリンピック組織委員会のみなさまお疲れさまでした。

葛西のコース、まだまだブロックの位置の調整は必要になりそうですが、楽しそうなコースでした。
次はコースで漕いでみたいな。。。
今回ばかりは、選手がとてもとても羨ましかったなあ。

今回コースの写真は個人公開NGなのでありません。
代わりに、コースから見える、葛西臨海公園の観覧車の写真。



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2019年8月12日月曜日

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夏キャンプの代わり

毎年お盆前後には、友人家族とキャンプに出かけるのですが、今年は子供が生まれたばかりなので、断念。
代わりに友人家族と息子と一緒に日帰りで水遊びに出かけました。

行き先は例年どおり奥琵琶湖ですが、あまりの混みようにいつもと場所を変えました。

テントがないだけでいつもと大して変わらない?
タープを設営して居場所ができると、子供たちはすぐに水の中へ。
自宅よりも気温が低く、風もよく抜けるので涼しく過ごせます。

いくら過ごしやすくても、子供達には水の中が1番楽しいらしく、食事とお手洗いで陸に上がる以外はずーっと水の中で遊んでいます。

息子、水中メガネ初体験中

夕方には、子供達だけで漕ぎに出かけて行きました。
目の届く範囲とはいえ、思いの外に遠くまで漕いで行ってしまっていて、笑顔で見守っているものの、内心ドキドキハラハラしておりました。
まあ、全員ちゃんとライフジャケット着ているし、キャンプのたびに漕いでいるからみんな漕げないわけじゃないし、最悪大人が乗って助けに行ける予備の艇もあるし、岸に向かって風が吹いているので漕げなくなっても風に流されて戻ってくるのでそんなに心配することはないのですが、独り立ちしようとする子供を心配をこらえてじっと見守るとはこう言う心境なのかなー、と思ってみたりしながら、無事の帰りを待っておりました。

子供だけで出かけるの図。当人たちは絶対楽しいよね。
で、最近ちょくちょく漕いでいる我が息子ですが、子供の上達は早いのもので、好条件とはいえ、小学校2年にして中学生たちについて漕いで行けるようになりました。
(向こうが本気出したらおいていかれるだろうけど。)

特に何か教えているわけではないのですが、拙いフォームながらも(これは半分は大きすぎる艇のせい)体幹使って漕いでいます。
息子はそんなに身体能力高い方ではないのですが、子供って教えなくてもちゃんと本質的なことをやれたりするんですよね。
なぜ大人になるとできなくなるんだろう。不思議なところです。

直進性ゼロのフリースタイル艇をまっすぐ漕げるのはなかなかです。

本人も楽しいようなので、まだまだ今年は漕げるかな。
次のレベルアップの為に、何を仕込もうか。。。


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